昨日は夜まで長雨で、
そして明日からは又雪の予報。
そうなれば初打ちはまたまた先のことになる。
今日の予報は曇りだった。
私もゴルフ仲間ももう待ちきれない。
「よし、今だ!!」 と、
天気の間げきを衝き今年の初打ちを決めた。
しかし、
今朝は曇りどころか、雨に時折り雪が交じり、
風はハンパなく冷たく痛い。
やっぱり今日はキャンセルにするべきか?
私は迷いに迷った。
????????????
だれか、「止めようよ」とラインでもくれれば
フンギリがついたんだけど、だれからも連絡はない。
決めた!
行こう!
他の3人もちゃんとコースにやってきたが、
その3人が私を見た途端口を揃えた。
「中止の連絡を待っていたのに・・」
「こっちもだよ」
全員苦笑い。
もうここまできたら、やるしかない。
しかし、雪交じりの風はますます強くなり
背中を丸くしたオジサン達は「寒い、寒い」の連発だ。
マスター室のお兄さんは
「カート道路に雪が積もったら危ないですから
気を付けて下さい」
「タイヤ滑って谷に落ちちゃったらいけないんで」
と脅かす。
とりあえず、
ハーフやってからそのあとは考えようと決めて
インからスタートした。
⛳⛳⛳⛳⛳ ⛳⛳⛳⛳⛳⛳⛳⛳⛳
手がかじかんで、
なかなかティーアップできないほどだったが、
なんとか10番ホールは終了させた。
続いて、11番。
さらに風雪は勢いを増してきた。
グリーンも薄っすらホワイトだ。
そして12番ショート。
結局、ここでプレーを断念。
グリーンを転がるボールがだんだん大きくなるようじゃ
あきらめなきゃいけない。
マスター室に連絡を入れ、誘導をお願いする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しょうがないよ」
「こんなこともあるよ」
「いつか話せる思い出が出来たよ」
その通り、しょうがないのだが、
何と皮肉なことか⁉
クラブハウスに戻った途端、
雪は止み、北の空が明るくなってきた。
本当にウソみたいな展開だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「出来たね」
「出来るね」
「しょうがないよ、そんなもんだよ」
「人生と同じだね」と
小太りの友人が言ったけど、全員、それは軽く無視だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず3ホールだけだけど
報告をしておこう。
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⛳ IN (par35)
10番ミドル : 3オン2パットのボギー
11番ロング : 3オン2パットのパー
12番ショート: 1オン2パットのパー
3か月ぶりのコース、寒さと風ではあったが
自分でもビックリするぐらいショットは良かった。
11番、12番と3メートルほどのバーディトライも出来た。
この条件なら文句なしだ。
帰り際、
「今日はプレー代は頂きません」とフロントのお姉さん。
私は、`’雪はゴルフ場のせいじゃないのに`’みたいな
善人ぶった顏をしてみせたが、即座にありがたく受け入れた。
私の今年の初打ちはわずかこの3ホールで終わった。
明日からは雪。
ちゃんと18ホール回れる日はいつになるのだろう?
仲間たちに「又、連絡するから」と別れた帰り道、
笑っちゃうくらいの青空がフロントガラス一杯に広がった。
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