ZOZOチャンピオンシップ@シャーウッド
残念ながら、期待の石川遼は浮上出来ぬまま
下位に沈んだ。(5アンダー・63位タイ)
感覚ゴルフの石川は良い時は良い、見張るものがある。
が、
感覚が少しでもズレると簡単にボギーを叩く。
なぜか、淡白なプレーに写る。
もう少し丁寧なゴルフができないか、
もっともっと一打を大事にできないか、
彼のプレーを見ながらそんなことを思った。
逆に松山英樹はもう少し力を抜き
大ざっぱ感が多少でもあればどうだろう?と思うが
やっぱり最後には底力をみせる。
誰が何と言おうとそれが松山のゴルフなんだってことだろう。
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8人出場した日本人選手で
最上位が松山英樹で13アンダーの28位タイ、
次に小平智の12アンダー35位タイ、
3番目が金谷拓実の11アンダー41位タイである。
日本人選手の中で最も下位で終えた関藤に至っては
1オーバーの75位である。
優勝したパトリック・キャントレーとは実に24打差がある。
予選カットの無い試合だったので逆にこの差は辛く遠い。
もし、予選カット(2日目終了時)があれば、
日本人選手8人のうち5人は落ちていたであろうこの試合、
この結果にみる外国人選手と日本人選手との差とは何だろう?
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ショットの正確性、アプローチのイメージ力、
外しちゃいけないパットを入れ切る技量と
タフかつ繊細なハート。
特にパッティングにおいて大きな差があるような気がする。
芝の種類、複雑な傾斜、高度なライン読みも求められる。
日本人上位の松山、小平、金谷はやはり海外での試合経験が
豊富であるからか。
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実力の差と言ってしまえばそれまでだが
結局は執念と譲れない自己のプライドがあるかないかだ。
`’獲物を執拗に追いかける執念`’
`’あいつには勝つ、オレが負けてたまるか`’
`’オレの方が絶対上手いんだ`’
「仕方ない」という言葉を使わない強い意志。
私はそこに大きな違いがあるような気がしてならないのだ。
狩猟民族と農耕民族の違いであるなんてことは
短絡すぎるけど、ゴルフというスポーツが
すべて【狙う】という言葉に集約できる競技であれば、
それも一つの理由になる気もする。
「距離も短いし、キレイなコース。
グリーンは小さいようだけど、
しっかりティーショットをフェアウェイに置けば
一日5アンダーくらいは・・・」
試合前、ある日本人選手が練習ラウンド後
インタビューにこう答えていた。
そんなに上手くいくかな?
そう思っていた。
実際にそう出来たとしたら立派に優勝争いを
していたはずだ。
練習ラウンドと本番は違う、何もかも違う。
スコアが記され、順位も付く。
ゴルフはコースとの闘いとはいえ、
同伴プレーヤーにも左右されないはずはない。
そもそも緊張感も一打へのプレッシャーも
本番と練習ラウンドでは段違いだ。
そもそもゴルフってのは
やる前からスコアなんて計算できないスポーツってこと。
一日5アンダーなんて豪語してるうちは
まだまだ世間知らずの甘ちゃん日本人プロゴルファーかな?
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しかし、まだ私は石川遼をあきらめてはいない。
これからも執念をもって追いかけますよ!
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