私なら
いったいどれくらい叩くだろう?
全米オープンの舞台、
難解極まる 【ウイングド・フットGC】
我々ならパーオンがまず難しい。
運良くティーショットがフェアウェイに運んでも
残った距離が長すぎるし、
ラフに入れてしまえば掻き出すことも相当難儀で
ボギーオンなら大、大、大成功。
乗せてもそこからが大変だろう、
3パットが当たり前で
行ったり来たりの
4パットや5パットもやらかしそうだ。
もし、パーが一つでも獲れたなら
狂気乱舞のお祭り騒ぎ、
きっとそうなる。
狭いフェアウェイ
サディスティックな深いラフ
コブだらけで超高速グリーン
えげつないピン位置
試合前にウェブ・シンプソンは、
「72ホール、誰がキレずに頑張れるか、
メンタルのマラソンのようなものだ」と表現した。
ゴルフは自分との戦い、
ゴルフはコースとの闘い
全米オープンはゴルフの神髄を思わせる。
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予選ラウンドが終了し、期待の金谷拓実は
通算7オーバーで1打足らずの予選落ちだった。
8月のメジャー全米プロの覇者、コリン・モリカワも7オーバー、
昨年の全米オープンに勝ったゲーリー・ウッドランドは8オーバー、
タイガー・ウッズ、ジャスティン・ローズはともに10オーバー、
フィル・ミケルソンは13オーバー、
ジョーダン・スピースは14オーバーだ。
それだけタフな戦いだったのだ。
ゴルフの難しさとプロになるという覚悟を
金谷に改めて教えてくれたに違いない。
しかし、彼の持つポテンシャルは疑いようがない。
これからも彼からは目が離せない。
残る日本勢3人は予選突破を果たし、
とくに松山英樹は優勝を狙える位置で決勝ラウンドを迎える。
我慢比べは松山にとってお手の物、
耐えて、耐えて、トップに食らいつけ!
このコースのゴルフディレクター、スティーブ・ラビドー氏は
「優勝スコアは8オーバーだろう」とコメントした。
さて、優勝は誰の手に?
そして、優勝スコアは?
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