米女子ツアーは畑岡奈紗が絶好調、
河本結も参加初戦でベスト10入りと楽しみいっぱい。
男子では松山英樹が今一つ噛み合わないプレーだが、
それでもさすがの底力を発揮し、
3季ぶりの勝利に期待を抱かせる内容です。
2月の声を聞き、国内男女のゴルフトーナメントも
やっと始まろうとしています。
昨年は渋野日向子をはじめとする黄金世代の大活躍に
沸きに沸いた女子ツアーですが、
男子においては、石川遼の復活で盛り上がったものの
スコアボード上位の日本人選手の名前は
→今平周吾、星野陸也、池田勇太、時松隆光・・・。
相変わらず変わり映えしません。
今年は、ぜひそこに割って入ってもらいたい選手がいます。
1月の日亜共催`’SMBCシンガポールオープン`’で6位タイに入り
有資格者を除く大会の上位4人枠の資格で7月のメジャー、
`’全英オープン`’の出場権を得た、木下稜介だ。
その試合で木下選手を見たが、
なにより、スイングがいい。滑らかでバランスがいい。
174センチと大きくはないが、飛距離も過不足ない。
プロ仲間でも有名な練習の虫だという。
昨年オフには、「キツくて吐いた」という
ウェイトトレーニングで増量と体力強化をはかり、
「スイングの切り返しがスムーズになり、質の高い
ドローボールが打てるようになって手応えを感じている」と
語っている。
全英初日(7月16日)は奇しくも木下の29歳の誕生日。
もう若くはないが、ゴルフ自体や身体は若々しい。
いったん遠く離れた背中もまた見える位置に付けた。
意志あるところに道があるという、
精一杯、追っかけてほしいね。
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一方、期待の女子選手は、鶴岡果恋だ。
165センチと上背もある、手足も長い。
いくつかのテレビ番組で彼女を見たが、
木下と同様、スイングが素晴らしい。
特にダウンスイングである。
プロの力量はダウンスイングにキレがあるか、力強いかだ。
ボールに当てにいくためにダウンスイングで
スピードが鈍りがちなアマチュア、
それと同じように
ダウンスイングで一気に振れていないプロは大成しない、
思い切りや潔さ、そういったものが絶対必要だと思っている。
自己PRには、「負けん気が強くて、いつも物事を
ポジティブに考えている」ってあった。
いいね! プロはそうでなきゃね!
ショートゲームが得意というのも頼もしい。
まだ二十歳、
今季は鶴岡果恋にも大注目ですぞ!
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