今週、渋野日向子は二度目の海外試合となる
米ツアーの「スィンギングスカートLPGA 台湾選手権」に
主催者推薦で参戦する。
初の海外試合、それもメジャーの全英女子オープンに
勝利した渋野。
メジャーに勝つことの重み、その難しさや怖さを
知る前に優勝をさらった。
そんな風に私は思った。
もちろん彼女の内包する能力は疑いようがない。
ショット力はもちろん、なにより攻めの姿勢や
メンタルの切り替えの早さが素晴らしい。
しかし、試合を重ねるにつれ、
課題も多く見つかったようだ。
ラフからのショットやアプローチショットの
引き出しの少なさである。
強気一辺倒のパッティングも諸刃の刃となる。
でもゴルファーは、‘’まだまだ足りない‘’といつも感じるものだ。
足らない所ばかり探して、長所を消してはつまらない。
まだまだ発展途上にある渋野だ、あたたかく見守りたいね。
選手が現れることを我々は待ち望んでいる。
男子は今のところ望み薄、いきおい渋野日向子に夢を乗せている
ゴルフファンは多いだろう。
試合には81名が出場、予選落ちはない。
⛳会場は【ミラマー(美麗華)ゴルフCC】
設計は帝王ジャック・ニクラウス、12の池と100以上のバンカーが配置された
戦略性あふれるコースである。
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※ 出場する顔ぶれは豪華だ。
世界ランク1位のコ・ジンヨン(韓国)、
2位のパク・ソンヒョン(韓国)、
同4位で今年の全米女子オープン覇者のイ・ジョンウン6(韓国)、
6位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)、
8位のネリー・コルダ(米)はこの大会の昨年の優勝者だ。
さらに10位のアリア・ジュタヌガーン(タイ)
11位の朴・仁妃(韓国)、20位のハンナ・グリーン(オーストラリア)は
これも今年のメジャー競技であるKPMG女子PGA選手権に勝った強豪だ。
世界ランク3位の畑岡奈紗の欠場は寂しいかぎりだが
世界12位にランクされた渋野がどんな戦いを挑むのか
どんなプレーを見せるのか、
本当に楽しみだ。
この試合は渋野の真の現在地を測る試合となるだろう。
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