夏も盛りを過ぎ、いくぶん過ごしやすくなった。
雨上がりの早朝は、もう秋の気配がする。
今日は以前からとても楽しみにしていた日だ。
‘’流しびな‘’で知られる用瀬(もちがせ)という町の夏イベント、
‘’ふれあいフェスティバル‘’にサーカスがやってくるからだ。
ボリショイでも木下でもないよ(わかってるよ 笑)
混声ヴォーカルグループの‘’サーカス‘’である。
デビュー40周年記念ツアーで
大きな都市を忙しく回っているなか、
よくぞこの地方の小さな田舎町に来てくれたものである、
関係者、フェスの実行委員たちにありがとうだ。
大好きなヴォーカルグループであるし、
去りゆく夏に名曲「ミスター・サマータイム」を生で聴ける。
行かないわけにはいかない。
鳥取市内から南へ車で20分、
まるで恋人に逢うかのような
何とも心躍るドライブだった。
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開会は17時、
地元のダンスグループの若さ溢れるステージから
始まった。
倍々ゲームのように人が増え始め、約20の食の屋台もフル稼働だ。
旨そうな匂いが会場に漂い、いよいよ夏祭りの雰囲気である。
日も暮れはじめた18時40分、
いよいよ、サーカスのオンステージだ。
それに先立ち、MCから
「肖像権の問題で、録音、録画、写真、SNSへのアップは
出来ません」とのこと。
そうか・・残念だが・・仕方ない。
目にはしっかり焼き付け、
歌声は心の奥にしっかり刻み込むことにしよう。
American feeling / song by Circus
ステージは、
「アメリカンフィーリング」から始まり、
途中、ディズニー、ジャズアレンジの演歌で楽しませ、
そして、「ミスターサマータイム」へと流れていく。
最後のアンコールを入れて全9曲、
約1時間、リーダーの面白トーク、個々の魅力的なボーカル、
美しいハーモニーを心ゆくまで堪能した。
振り返ると、会場はいつの間に?こんなに?と
驚くほどの人、人、人。
贅沢な夜を目一杯楽しむように、
去りゆく夏を惜しむように。
余韻を楽しみながらの帰りの車、
市内に着くころには、街はすっかり雨で濡れ
ネオンがいっそう鮮やかだ。
私の2019年の夏はもうすぐ終わる。
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