「やっぱり飛距離が足りない・・」
海外での試合に参加した日本人選手の多くが
試合後語る言葉だ。
もう聞き飽きた。
そんなこと、初めから分かってたこと。
肉体強化と効率良いスイングと道具で
10や15ヤードは伸びるだろうが、
それが出来たからといって、勝てる保証なんて
これっぽちもない。
20ヤード伸びたからって
バーディを確約されているわけでもない。
それがゴルフという複雑怪奇で
面白いゲームなんだ。
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飛ぶ人は初めから飛んでいるものです。
あなたの周りにもいませんか?
背が高いわけでもない、マッチョでもない、
それでも飛んでいる、
そんな人。
遠くへ飛ばせる能力はある意味先天的なもの、
ゴルフでも野球でもよく言われますよね。
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フェアウェイウッドをウェッジの正確性で操り、
かまぼこ型パターでいやらしいパットを決め続けた。
「チームセリザワ」の総帥、芹澤信雄は
ジャンボ尾崎に‘’パーパットは世界一上手い‘’と
言わしめた。
丸山茂樹は多彩なアイアンショットと
どこからでも寄せてくる抜群のウェッジ技術で
米ツアーで3勝を挙げた。
3人とも、決して飛ぶ方ではない、
むしろ飛ばない部類に入るだろう。
‘’飛ばないオレはこれで勝負するんだ‘’というワザを
血のにじむ努力で身に付けたんだと思う。
強い覚悟も必要だ。
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飛ばす努力を否定するわけじゃない。
ただ、飛距離幻想に取りつかれ過ぎるのは
賢明なプロの生き方ではない。
飛距離は負けるけど
これだけは誰にも負けないという武器を作らなきゃ
いつまでたっても‘’もう少し飛距離はあれば‘’という
アホな発言と予選落ちを繰り返すだろう。
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飛ばない選手が飛ぶ選手を負かす・・
これこそ痛快。
「小よく大を制す」って言葉もある。
これこそ、スポーツの醍醐味だよね。
出でよ!
職人プロ!
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