畑岡奈紗のメジャー戴冠は
又もや、持ち越しとなった。
予選通過に汲々とした今回のゴルフでは
最終日の爆発もあまりに遅すぎた。
メジャー、メジャーとことさら特別視をし、
過剰な期待をかけられて本人たちには気の毒だが、
現実としてメジャー獲りを期待できるのは
これは異論のないところでしょう。
じゃあ、これから二人に続く可能性を感じられる選手は
はたしているのだろうか?
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⛳ 男子は・・・?
残念ながら、思い浮かばない。
小平智はバラツキがあり、
今平周吾は上手い選手だが、力強さに欠ける。
池田勇太は海外では借りてきた猫のようにおとなしい。
石川遼はやってみないと分からない。
‘’帯に短し、たすきに長し‘’
松山とは力量がかけ離れている。
ドライバーの飛距離、ロングアイアンの上手さ、
アプローチの多彩さ、やはりモノが違う。
申し訳ないが、
これから先も松山ひとりの肩に
多くの期待が重くのしかかる事になるだろう。
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⛳ では女子はどうか・・・?,
女子ツアーでも、男子と同様、ある程度の飛距離が
絶対条件であることに変わりはない。
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それを考えると
一番手は比嘉真美子でしょう。
日本ツアー第3位の254,34ヤードの飛距離をもつ比嘉でさえ
米ツアーでは平均よりちょっと下ではあるが
ギリギリの飛距離は確保している。
(ちなみに、畑岡は平均257,676ヤード、ランク42位である)
実際、18年の全英リコーオープンで4位タイ、
今年の全米女子オープンでは5位タイと
大きな舞台で結果も出している。
アイアンのショット力と、
浮き沈みのないメンタルの強さは見ていて頼もしい。
あとは、本人も語るように‘’勝ち切る力‘’を付けることだ。
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日本ツアーでは抜群の強さをみせる鈴木愛はどうだろう?
パッティングの上手さは大きな武器になるが
いかんせん飛距離が足らない。
日本では何とかなるが
メジャーのセッティングでは
やはり厳しい。
点で攻めないといけないメジャーでは
ドロー一辺倒の鈴木のドライバーショットは
大きなリスクも伴う。
1日くらいはやりくり出来ても
とても4日間はもたないだろう。
脳が疲れ切ってしまうからだ。
パーオンさせなければ、
鈴木のパッティングの上手さも活かせない。
もう一つ、あえて苦言を呈するとすれば、
あの腹だ。
体重は安定感とスタミナの源ともいえるだろうが
あの腹はアスリートのそれではない。
フェードを打つには、
腰のキレが必要だ。
海外で勝つためには、肉体改造も
視野に入れなくてはならないだろう。
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同様である。
飛距離が足らないうえに
他の選手よりはっきり上だという
これといった強味が見当たらない。
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かといって、日本ツアー№1、№2の飛ばし屋、
それも⁇マークが付く。
ゴルフが粗い印象がつきまとう。
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原英莉花や松田鈴英は
もっと飛ばせるようにならなきゃいけないし
パッティングの向上が必須だ。
しかし、将来楽しみな存在ではある。
⛳ その中で、比嘉に劣らぬ選手として
名前を挙げたい選手がいる。
河本結である。
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約8カ月前の投稿だが、
今やゴルフファンなら知らない人はいないゴルファーに
成長した。
初優勝も果たし、出場したここ5戦は、
6位タイ、2位、3位タイ、3位タイ、3位タイと
見事な成績を挙げている。
勝ちへの渇望感が河本の原動力になるのだろう。
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日本ではコースを相手にしていればいいが
世界では、コースプラス相手との勝負である。
勝気な性格(?)と攻撃的なゴルフは世界向き、
本人もきっと世界を見据えているはずに違いない。
ただ、やはり飛距離が足らない。
現在、平均245ヤード、
これを最低あと10ヤード伸ばした時に
世界の舞台で戦えることができるだろう。
一日も早く、そんな日がくることを
私は心待ちにしている。
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