⛳1900年に始まった
【全米オープンゴルフ】は
今年で119回目を迎える。
この長く、重厚な歴史を持つ大会の今年の舞台は、
1919年開場の名門コースで、
過去5度の全米オープン開催の実績をもつ。
太平洋沿いに広がるコースは、美しくも時折り
気まぐれな自然条件に左右される難コースになる。
難条件を克服し、最後に栄冠を勝ち取るのは
はたして誰なのか?
誰もが認める第一人者、ダスティン・ジョンソンか?
メジャーにめっぽう強いブルックス・ケプカが
5月の全米プロに続くメジャー2連勝、
大会3連覇なるか?
タイガー・ウッズが、2000年に2位に15打差をつけて
全米オープンに勝ったのがここぺブルビーチだ。
ジャスティン・ローズ、ローリー・マキロイ、
ジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラーもいる。
2017年の全米オープンでは惜しくも2位
悲願のメジャー制覇にかける松山英樹もいる。
誰が勝ってもおかしくない。
しかし、忘れてはならない選手がもう一人います。
フィル・ミケルソン(48)
ミケルソンにとって、
この地は特別なストーリーを持つ場所である。
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このコースは、ミケルソンがプロとしてのスタートを
きった場所であり、ミケルソンの叔父アルサントスが
創業当時キャディとして働いていたことがあるからだ。
貧困のため、9歳で学校をやめ、いくつかのコースを経て、
このぺブルビーチGLで職を得たという。
ミケルソンが今もポケットに忍ばせている
ボールマーカーは、幼い頃にアルサントスから貰った
1ドル硬貨である。
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全米オープンは、歴代最多となる通算6度の2位、
マスターズ(04、06,10)、全米プロ(05)、
この全米オープンだけ。
6月16日は、自身49回目の誕生日、
悲願のキャリアグランドスラムで
自らを祝い、
1ドル硬貨に万感のキスができるのか?
役者も舞台も整った。
世界最高峰の熱い闘いは
13日開幕です。
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