大会コースは、
1899年設立のテキサス州で最も古い名門ゴルフ倶楽部、
⛳ 「オースティン・カントリークラブ」
名匠ピート・ダイ設計のこのコースは
フロントナインとバックナインは全く別の表情をみせる。
フロントナインは‘’オースティン湖‘’を絡めた設計で、
バックナインは林間コースだ。
名門の雰囲気香り立つ美しいコースだが、
確かなショット力と繊細なショートゲーム、
緻密な戦略が求められる難コースだ。
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出場選手は、
基準となる週の世界ランク上位64名のみ、
正真正銘、エリートたちのフィールド。
日本からは、現在世界ランク25位の松山英樹が出場、
ランク67位の小平智も上位者の欠場により
繰り上げ出場が決まっています。
2週前の「プレーヤーズ選手権」で予選カット上の1アンダーで
ギリギリ予選を通過した松山英樹は、
3日目66、最終日67と大まくり
12アンダーの8位タイまで順位を上げた。
あらためて松山の底力をみた思いだ。
溜まっていた私の胸のつかえも一気に下りた。
ショット、パット、そして気持ちも上昇気流に
乗ってきたか?
小平は、前週の試合‘’バルスパー選手権‘’で久し振りの
予選突破を果たし、順位こそ37位ではあるが、
優勝スコアが8アンダーという屈指の難コースで
4日間戦えたことで、気持ちも前向きに変わる。
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‘’ゴルフはコースとの戦い‘’と言われるが、
マッチプレーは、それプラス目の前の相手選手との戦い。
昨年の優勝者 バッバ・ワトソン
ストロークプレーなら、パーを獲り続ければ負けないことも
あると思うけど、マッチプレーではそれでは勝てない。
攻めなきゃならない。
バーディを獲りにいかなきゃダメだ。
たとえそれが裏目に出て大叩きしたとしても、
それはただ1ホールを落としただけ。
気持ちの切り替えも、勝つための大きな要素になる。
1打1打で目まぐるしく戦況が変わるなか、
選手たちの駆け引きや心理戦も面白い。
マッチプレーは、
何が起こるか分からない。
大番狂わせもある。
マッチプレーがあまり得意ではないという松山、
さあ、どう戦う?
大会は27日(現地時間)開幕です。
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