【カシオワールドオープン2018】
今季ツアーの優勝者と賞金ランク上位の
30名しか出られないため、来季のシード権を
めぐる戦いは、事実上この大会が最終戦となる。
すでに、予選組み合わせが発表されているが、
私が注目したいのは、やはりこの組だ。
3人合わせてツアー40勝(メジャー4勝)の
凄い組だ。
石川の所属先は「CASIO」、
そう、大会ホストプロである。
頑張らざるを得ないのである。
長引くショットの不調で淡白なゴルフが
目立った最近の石川だったが、
先週の‘’ダンロップフェニックス‘’では
最後まで粘りを見せ、
最終的には24位に留まったが、
最終日は67を出してみせた。
これは、順位以上に石川に勇気と自信を
与えたのではないだろうか?
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スイング以上に、心の持っていき方一つで
ゴルフは変わる。
プロ転向後の初優勝からはや10年、
27歳になった‘’ハニカミ王子‘’は、
南国、高知で生まれ変われるのか?
藤田寛之は2012年、
小田孔明は2014年の賞金王である。
実績は十分すぎるほどだが、
ここ数年はともに精彩を欠き、
ともに2014年以来勝利から遠ざかっている。
スイングへの迷いや不信感、体調の変化で
いとも簡単にゴルフは崩れていく。
しかしここにきて、
二人とも復調気配にある。
藤田は、先月の日本オープンでは5位に食い込み、
難コースでの戦い方は、やはりさすがだと思わせた。
小田は、結果的には29位に落ち着いたが、
先週のダンロップフェニックスでは
久しぶりの首位発進を果たしている。
気分が悪かろうはずがない。
まして、今大会は小田が08年初優勝を
飾った思い出深い試合である。
kochi黒潮カントリークラブ
もやもやしたこの1年を吹き飛ばせ、石川、
不惑を迎えた小田、
来年からはシニアツアーの藤田、
「いざ、戦わん!」
それぞれの思いを胸に、土佐に立つ。
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