‘’アジアパシフィック・アマチュアゴルフ選手権‘’の
最終日、金谷拓美(東北福祉大2年)が、
65の好スコアを叩き出し、
見事な逆転優勝を飾った。
この大会は、
2010年、11年と、同じ東北福祉大の先輩、
松山英樹が連覇を果たし、世界に羽ばたく一歩を
印した大会でもある。
優勝者には、来年のマスターズと全英オープンの
出場権が与えられることもあって、
世界を目指す選手達にとっては、
とてつもなく大きな目標であり、
是が非でも、手に入れたいタイトルだ。
その念願のタイトルを
金谷にもたらしたものは、
得意だというパッティング。
フェースの芯を中心に左右2センチ幅に
つまようじを垂直に貼り付ける、
芯を外せばつまようじに当たる、
このシビアな練習を
中学生のころから毎日続けているといいます。
下記は、約1年前の記事だが、
そのころより体重も10キロアップ、
体幹を強化し、20ヤード伸びた飛距離も
勝因の一つと言えるでしょう。
近年のアマチュアゴルフの進化はめざましい。
技術も飛距離もプロに引けを取っていない。
むしろ、大きな舞台で戦いたいという
モチベーションはその辺のプロより高いだろう。
金谷が見つめる目の先は、
日本のプロツアーではない。
今大会でも2位に入った、同じナショナルチームの
中島啓太(代々木高3年)も、見据えるのは世界だ。
中島啓太
松山の後継者として力強くアジアを制し、
世界へのとびらを自力でこじ開けた金谷、
世界のトップフィールドで戦う松山の背中を追う
1番手として堂々と名乗りを挙げ、
‘’負けるもんか‘’、と中島が追う。
男子ゴルフも
面白くなってきたぞ。
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