`’激芯`’って言葉、
知ってました?
ゴルフの記事を多く書いていながら、
恥ずかしいことに、
私は、つい最近まで知りませんでした。
一応参考までに、
激芯の説明をしておきましょう。
「激芯」とは・・・
ドライバーで、最も飛ばせる打点位置のことで、
いわゆるスイートスポットよりも
少し上でさらにトゥ寄りの位置をいう。
この部分で球を捉えると、
打ち出し角が高くなり、
スピン量も抑えられ、
さらにドロー回転がかかりやすく
飛ばしやすくなるということらしい。
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私がゴルフを始めたころ、
ドライバーのヘッドはパーシモン(柿の木)で、
ヘッド体積もかなり小振りであり、
シャフトは、硬くて重いスティール製でした。
芯を外すと全く飛ばないので、
飛ばすためには、ヘッドのトゥ寄りで打ち、
ドロー回転をかけるというのが当時の常識でした。
現代のドライバーはヘッドも大きくなり、
それに伴って、芯(スイートスポット)も広くなり
フェースのどこの部分で打っても、
極端な飛距離の差は出ないというのが
最大の利点だと思うけど、やはり今でも、
若干トゥ寄りが一番飛ばせる位置なのだろうか。
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ところで・・・
つい最近、
ツアー8勝、2014年の賞金王、
小田孔明に関する
衝撃的(?)なニュースが飛び込んできた。
所属先のヤマハで
クラブフィッティングを行った際、
現在使用のドライバー(ツアーワールド737)に挿してある
シャフト(ヴィザードEX-65の)を今のXからXXの
中間(表記はX)の硬さに変えたら
今までよりも振っていけるようになり
飛距離も30ヤード伸びたというニュースである。
30ヤード?
ホンマかいな?(ヤマハだよ!)
(冗談を言ってる場合じゃないね)
しかし、30ヤード増とは、いささかエゲツナイ。
もちろん割り引いて考えなければならないけど、
最近、ヤマハに貢献していない小田の
健気なリップサービスだと許してあげましょう。
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さらに、小田は興味ある発言をしていた。
今まで、飛ばせなかった原因として
打点がトゥ寄りに大幅にズレていたというのだ。
アレ?
矛盾?
トゥ寄りって飛ぶんじゃないの?
「大幅に」がミソ?
インサイドアウトのスイングになりすぎていると
フェースのトゥ寄りに当たると言われている。
小田の場合は、チーピン気味の球が
多かったということだろうか?
まあ、原因が分かれば、目の前の霧も
一気に晴れる。
単純に+30ヤードなら、
小田はドライビングディスタンスでいきなりトップだ。
飛距離が出るからって、
即勝てるわけじゃないだろうけど・・
さあ、どうなりますか?
これからの試合は、小田孔明に注目ですぞ!
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