前回の記事では
近所にオープンしたばかりの
‘’コメダ珈琲店‘’を紹介しましたが、
今月末には、
さらに自宅近くに
‘’倉式コーヒー‘’ のオープンが
予定されています。
それだけじゃありません。
私の家の周辺では、
ドラッグストアや
ディスカウントストアの
オープンラッシュです。
それも、大きな駐車場を備えた
安売りを競う大型店ばかり。
庶民には嬉しいニュースだけど・・・。
不景気、
収入格差、
言うまでもなく、市の中心部は、
悲惨なほどのシャッター通りになってしまい、
祭日でも、メインストリートを歩く人影はない。
町の形は、刻々と変わっていく。
商業施設とは別に、
最近よく見かけるのが、
建設中の高層マンションと
大規模病院の改築、増築工事である。
え? ここにも?
知らぬ間に、介護施設も
あちこちに増えている。
病院や介護施設は分かる。
・・お年寄りだらけだ。
今のところは大丈夫だけど、
いずれは、私もお世話になるだろう。
マンションがやたら目立つようになったこの町に、
それでも尚、次々と建てられているわけは何だろう?
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街から奥まった
山村に住む若者たちは、
仕事のため、
利便性を求めて、
刺激が欲しくて、
町へ出て生活を始める。
移動手段を持たない
残されたお年寄りたちは、
買い物難民となり、
いざというとき、
病院にいくことさえままならない。
豪雨、地震、どこでも起きる。
特にこの地方では、雪も
心配の種だ。
苦渋の選択をする。
家を捨て、古里に別れを告げて
市中のマンションに
終の棲家を見つけることになる。
子どもたちもその方が
安心にはちがいない。
山村の人口減少は止まらない。
人が住まなくなった家は
すぐ朽ちていく。
廃屋も目に付くようになった。
急激な過疎化、
※限界集落・・人口の50%以上を
65歳以上の高齢者が占める集落
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市内に一軒家を持つ人も、
子どもも独立し、夫婦で暮らすには広すぎる。
家屋の保全、固定資産税・・・
草木の手入れも、手に負えなくなって
マンションに住み替えることになる。
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2020年、東京五輪までは何となく
世の中に流れるムードは上げ潮だけど、
それ以降が、とても気味が悪い。
良くも悪くも、
いろんなことが、劇的に変わるだろう、
そして・・
限界集落から消滅集落へ、
深刻な問題が 見え隠れする。
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いつの間にか、更地になった土地に
今日も、大きく響く槌音は、
何を暗示しているのだろうか?
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スーパーも病院も近くなったが、
それと引き換えに失ったものも
少なくないのではないだろうか。
四季の色も
通りすぎる風も
今までのような
ゆるやかで、あたたかい人づきあいも。
便利さは、
いいことばかりじゃないのかも・・
コーヒー好きの私には、
ご機嫌な街にはなったが、
さて、どうなんだろう?