【 全米オープン】
(6/14 ~17)
メジャーの中のメジャー、
全米オープンは、今年で118回を迎えます。
第一回大会が開催されたのは
今から123年前の1895年。
二度の大戦を除いては、毎年開催されてきた
全米で最も権威のある大会であり,
荒天などで、大会の順延がない限り、
毎年、父の日(6月第3日曜日)を
最終日に設定されています。
開催コースは、
1891年開場のアメリカで最も歴史の長い
ゴルフクラブとされ,
過去4度も全米オープンを開催している
名門コースで炭蔵。
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全米オープンと言えば、
年配の方なら、‘’バルタスロールの死闘‘’と呼ばれた、
1980年の青木功とジャック・ニクラウスとの戦いを
思い出すのではないでしょうか?
最後は力尽き、青木は2位に終わりましたが
その手に汗握るその戦いは、今でも
全米オープンゴルフ史上に残る
名勝負と言われています。
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昨年の大会は、
ブルックス・ケプカが、16アンダーで優勝、
松山英樹は、最終日66の好スコアで追い上げるも、
惜しくも、12アンダーの2位タイで終戦、
日本人選手のメジャー最高位は、
この全米オープンでの松山と青木の2位。
今年こそ、その記録を塗り替え、
松山の悲願のメジャー初制覇なるかに
注目が集まります。
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前週の‘’メモリアルトーナメント‘’では
2日目以降スコアを伸ばせず
13位タイに終わりましたが
確かな復調を感じさせる松山のゴルフでした。
日本人選手の出場は、松山の他に小平智と
予選会を勝ち上がった秋吉翔太と
繰り上げ出場を得た星野陸也の計4名。
予選落ち→予選落ち→20位タイ→予選落ちと
いささか精彩を欠いています。
優勝がフロックと言われないためにも、
ここが踏ん張りどころでしょう。
秋吉と星野は、
何が通用して、何が通用しないのか?
今後の自身のゴルフの方向性を占う
挑戦の大舞台となるでしょう。
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ジャスティン・トーマス/ダスティン・ジョンソン/タイガー・ウッズ
松山英樹/リッキー・ファウラー/マーク・リーシュマン、
すでに有力選手の予選組み合わせが発表されています。
リンクスタイプのコースで、
フェアウェイは至る所にコブがあり、
ラフの深さは膝まである。
グリーンは砲台が多く、
しかもかなりの傾斜が付けてあり、
加えて高速グリーン。
それに拍車をかけるのが、風です。
遮る木々のないリンクスコースは
容赦なく吹き付ける風によって
グリーンは乾ききり、
ますますグリーンは高速になる。
タフなセッティングが施され、
メジャーの中でもとりわけ
選手たちの忍耐力が試され、
それを克服した最強のゴルファーに
栄誉を与えるトーナメントである、
果たして、
今年の最強ゴルファーは・・
・・誰?