「ちょっと早いけど・・・
いつまでも元気で・・・
暮れには帰ります」
京都に住む長男から送られてきた
素っ気ないメモ入りの小包は、
これっぽっちも期待していなかった
‘’父の日‘’のプレゼントでした。
そんなマイナーな日を
覚えていてくれたことも
少し驚きだったし、
電話でもくれて、元気?と、
声を掛けてくれれば、私は十分なのに、
面倒くさがりの息子が
いろいろ買い揃え、
かつ、それらを梱包して
送ってくれたことが嬉しかった。
いつも安いウイスキーばかり飲んでる父を
不憫に思ったか?
私にとっては、十分高級なだるま(オールド)と
今、人気が出ているらしい地ウイスキー、
それに、木箱入りの、雲月の「小松こんぶ」。
私の大好物だ。
雲月
雲月は、‘’洛北に「雲月」あり‘’と知られる
京都の老舗料亭であり、小松こんぶは
そこで提供される懐石料理から生まれた
料理の一つだという。
なんとも香りがいい。
最上のご飯の友である。
それに加えて小袋が2つ。
北野天満宮近くの長文屋(ちょうぶんや)の
「七味唐がらし」と「さん椒粉」。
京都には、
有名な七味屋さんはたくさんあるけど、
ここのが、私の好み。
長文屋
まず、自分の好みの辛さをチョイスし、
‘’山椒多め‘’とか‘’ごま多め‘’とかの好みを
店員さんに伝えればその場で調合してくれる店である。
つまり、世界に一つだけの
マイ七味が完成するというわけだ。
うどん、そばに焼き鳥、きんぴら。
焼イカやししゃもにマヨネーズとこれもイケる。
冬場の家鍋には最高だね。
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山椒粉も定番で、これも評判高い。
うなぎはもちろん、肉料理にもよく合う。
ピリッとした辛さと痺れ、
何となく食欲が落ちてくるこの時期に
ありがたい。
息子が送ってくれた
京の香りに、
感謝!感謝!