第1回大会が1946年と、最も長い歴史を持つ大会である、
アメリカ女子ツアーの今季メジャー第2戦、
【全米女子オープン】
開幕です。
開催コースは、
1977年オープンの‘’ショール・クリークCC‘’(アラバマ州)
設計は、ジャック・ニクラウス
今週アメリカで開催の男女のビッグゲームは、
ともに、ニクラウス設計のコースで
行われるわけです。
日本からは、参加資格のある
予選会を突破した、
川岸史果、高山佳小里、蛭田みなみ、香妻琴乃と
繰り上げ出場の葭葉ルミ、
総勢9名の選手が、このビッグゲームに挑みます。
左から、川岸、蛭田、高山、香妻
実は、昨年も9名の日本人選手が出場していて、
予選突破はその内3名のみ、
野村敏京の33位が最高位でした。
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さて、今年は何名の日本人選手が予選を通過できるのか?
誰が、リーダーボードの上位で戦えるのか?
開催コースの‘’ショールクリークCC‘’は、今回6700ヤードの設定。
(ちなみに、今週の日本女子ツアー‘’ヨネックスレディス‘’は6400ヤード)
距離も長く、打ち上げホールも多い。
雨が降ったり、風が吹けば、さらに長くなることもある。
加えて、ショットの落としどころが悪ければ、
簡単に3パットの危険があるうねりの強いグリーン。
そして、周りを見れば、超一流の選手ばかり、
残念ながら、
初出場の高山、蛭田、香妻は、
その雰囲気と技術の高さと飛距離に圧倒され
持っている実力の半分も出せないまま
2日間でコースを去っていくのではないだろうか。
鈴木愛も予選通過は相当厳しいと私は思う。
左ひざ痛のマイナスもあるが、
何せ飛距離が足らない。
鈴木の飛距離は、238ヤード、
日本では十分戦える飛距離だが、
アメリカではかなり見劣りする。
パーオンに四苦八苦すれば、
得意のパットに集中力を注ぎこめない。
米ツアー組の、畑岡奈紗は、
米女子ランク22位の265ヤード、
立派な飛ばし屋なのである。
非力なイメージのある上原彩子でさえ、
250ヤードの飛距離を持つ。
日本では、飛ばなくても、負けん気と、
アプローチとパットが良ければ勝てる可能性大だけど、
アメリカではそうはいかない。
すべてに高レベルでなければ、勝てないのだ。
野村敏京も、腰の故障の影響で、ここ最近調子を
落としている。
ズバリ、予選突破は、畑岡と上原、
そして川岸と葭葉のどちらかでしょう。
(これは、ズバリとは言えないね)
とにかく、
今週は米ツアー男女、日本ツアー男子とも
目が離せない大きな試合ばかり、
日本人選手の活躍も期待したいし、
私の大胆予想も大いに気になる。
忙しい週末になりそうです。