~全英への道~ミズノオープン
全長8000ヤードを超えるセッティングで、
パー3はすべて230ヤード越え、
16番のパー5は、何と705ヤードだそうです。
私なら、4オン、2パットのボギーでいければ
言うこと無し。御の字でしょう。
それもすべてナイスショットしての話ですが・・。
‘’打てども打てどもピンははるか先‘’って感じでしょうね。
予選を終了し、上位につけた選手を見てみると、
飛ばし屋が必ずしも有利というわけでもなさそうです。
予選2日間は、頭を試され、
決勝2日間は、心を試されるのがゴルフ。
当たり前といえば、当たり前、
ただの飛ばし屋が必ず勝つんだったら、こんなに
つまらないスポーツはないですもんね。
近ければ、フェアウェイは広く見えるし、
はるか先のフェアウェイはより狭く見える。
飛ばし屋ほど、神経質にならざるを得ません。
距離が長ければ長いほど、
フェアウェイキープが特に大切なことなんですね
ティーショットをフェアウェイに置くことができれば
大きいクラブで、前に打つことが出来るわけですから。
そのことを、予選2日間をイーブンパーで終えた
稲森佑貴が証明しています。
飛距離は270ヤードでランクは100位ですが、
フェアウェイキープ率はトップの77,6%、
おまけにパーキープ率はランク3位の89,14 %、
日本でなら、飛ばなくても、
ショットの正確性さえあれば
十分勝てる可能性があるということです。
しかし、稲森はいまだ未勝利、
6歳でゴルフを始めて、高校2年の2011年、16歳でプロテストに
一発合格してから、7年、
そろそろ、花を咲かせてもいい頃ですが・・。
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もう一人、
気になる選手を、久しぶりにリーダーボードの
上位に見つけました。
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2アンダーで、6位タイの
小田孔明。
2015年以降、極度の不振に陥り
優勝どころか、予選通過もままならないが、
50歳で迎えた今年の日本プロ選手権で
大会最年長優勝を飾った、谷口徹に、
刺激を受けないはずはない。
小田は39歳、
まだ老け込む年ではない。
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しかし、冷静に優勝候補を挙げるとすれば、
松村道央でしょう。
通算勝利5勝の実績
勝負強さも感じるし、
ドライビングとフェアウェイキープの
バランスがいい。
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石川遼が1打及ばず予選落ちしたことで、
楽しみは減ってしまったけど、
日本ゴルフ史上
最も長いセッティングのコースで、
どの選手が、どんなタイプの選手が
勝つのか?
興味は尽きません。