懲りない中古クラブ探しの旅、
今回は、【キャロウェイ ビッグバーサ 2014】
今使っている「テーラーメイド M2ドライバー」は、
ヘッド自体は素晴らしい出来だが、
純正シャフトのTMI-216 が
若干頼りなく感じるのだ。
しかもフレックスがSR 。
タイミングがバッチリ合えば、
飛距離もかなりのものだが、確率が悪い。
年齢も年齢だし、ヘッドスピードが42~43の私には
SRくらいでいいかと思って購入したわけだが、
これならSでも、十分こなせたんじゃないかと思ったりする。
何となく、私は悶々としていた。
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さて、その‘’ビッグバーサ(大砲)‘’だが、
ヘッドはオーソドックスで締まってみえる。
アドレス時、M2 はやたらデカくみえたので、
それだけでも、ヘッドが減速しない感じを持つ。
(あくまでも、感じ・・です)
視覚って、とても大事ですよね!
ヘッド体積は同じ460㏄なので、M2 のほうが
よりシャローフェースなんだろう。
今どきのクラブ同様、ビッグバーサも、
‘’カチャカチャ機能‘’が付いている。
フリーウェイトは、ヒール側に5グラム配され、
バックフェース側はレール状に溝が作られていて
そこに配されている8グラムのウェイトがトゥ側から
ヒール側に自由にスライドできるようになっている。
これで、弾道を調節できる(ドロー、フェード)仕組みだ。
シャフトも脱着式になっており、
ホーゼルの向きを変えることでロフト角、フェースの向き、
ライ角を調節できるようになっている。
あれこれ試しながら
自分好みのドライバーに仕立てる過程は
ゴルファーの大きな楽しみでもあるね。
それよりも、この購入を決めた最大の決め手は、
装着されたシャフトが、
【グラファイトデザイン:TOUR AD MT-6】だったからだ。
フレックスはS.
2013年夏からツアーに投入され、すぐに宮里藍ら女子ツアーの
選手達が使い始め、徐々に男子ツアー、シニアツアーにも
使用者が増えていった人気のシャフトである。
私には、少々ハードかと心配したが、
要らぬ心配だった。
気持ちのいい弾き感だ。
出球も強く、スピン少な目の棒球で
ランも含めれば、M2 以上の
飛距離も出ているんじゃないだろうか。
叩きたいタイプだが、
年のせいか自然とスインガータイプに
なってしまった私にピッタリ合うようだ。
しなり戻りがスムーズで、自分のリズムで振り抜ける。
M2 のときは、ヘッドが戻ってくるのを待つのが
死ぬほど辛かったが、これは自分がしたいスイングに
しっかりシャフトが付いてくる感じだ。
シャフトが暴れすぎないので、
タイミングが取りやすく、方向性もいい。
スパーンと乾いた音が心地良い。
嬉しくて仕方ない。
レモンイエローのシャフトカラーもウキウキさせる。
いつまでも打っていたいクラブである。
シャフトで性能が劇的に変わる、
それを再認識させてくれたシャフトだ。
コスパ最高!!
しかし、クラブは、本コースで活躍してナンボ。
その様子は、後日、「ラウンド報告」にて・・・。