予選2日間を終え、
伏兵 パトリック・リードが、
6アンダーで回り、トータル、9アンダーでトップに立った。
初日トップのジョーダン・スピースはスコアを2つ
落としたものの、4アンダーの好位置で留まった。
予想通り、
実力者たちも、リーダーボードを駆け上がってきた。
5アンダー・・ヘンリク・ステンソン
4アンダー・・ロリー・マキロイ、ジョーダン・スピース
3アンダー・・ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマス
2アンダー・・バッバ・ワトソン 、リッキー・ファウラー、ジャスティン・ローズ
1アンダー・・ジョン・ラーム
当たり前と言えば当たり前だが、強い選手はやっぱり強い。
松山は、1アンダーで回りトータル、イーブンパー。
まだまだ、あきらめる位置ではない、
ショットは悪くない、あとはショートパットだ。
決勝ラウンドに強い松山の爆発に期待しよう。
松山と同じく1オーバーでスタートした
タイガー・ウッズは、ショット、パットが噛み合わず、
苦悶の表情を浮かべながらのラウンドだったが、
トータル4オーバーで予選を通過、
フィル・ミケルソンは、79と大きくスコアを崩しながらも
かろうじて5オーバーで決勝進出を決めた。
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宮里、池田は浮上出来ず、予選落ちとなった。
宮里は初出場の緊張もあったであろうし、
世界にはこんなシビアなセッティングのコースが
あることを知っただけでも大きな財産となるだろう。
池田の場合は、パッティングがこのコースには
合わなかった。パチンと弾く打ち方ではなく、
ここでは、等スピードでボールをそっと押していく
ストロークが求められる。
ガラスのグリーンには、残念ながら太刀打ち出来なかった。
対照的に、小平の健闘ぶりが光ったね。
スコアを2つ落としたものの、1オーバーと踏ん張った。
体調面も精神面も非常に状態がいいようだ。
奥様の大きな声援も力になっているのだろう。
パットのライン読みがピッタリ合ってきたら
さらなる上位を望めるだろう。
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出来すぎ感があったパトリック・リードが
このまま走るとは考えられない。
世界ランク上位の選手達が
ヒタヒタと背中を追ってきている。
現地の天気予報によると、
決勝ラウンドに入る3日目は降水確率も非常に高く
落雷の可能性もあり、加えてかなりの強風が
吹き付けることもあるという。
雨が降れば、グリーンも若干軟らかくなり、
ボールも止まりやすくやるが、
パットの感覚もそれによって大きく変わる。
風の読みもさらに重要になる。
決勝ラウンドの3日目は、
‘’ムービングデイ‘’と言われるように、
スコア、順位が激しく変わる。
自然条件を味方に付け、パッティングのタッチを
いち早く掴んだ選手が上位に来るだろう。
大会前の予想を裏切らない、優勝候補だらけ、
ああ、寝不足になりそうだ。