復活を遂げたレジェンド、
群雄割拠の様相をみせる若手実力派プレーヤーたち、
そして、松山を筆頭とする4人の日本人プレーヤー。
近年にない盛り上がりをみせる今回のマスターズ。
このとてつもなく厳しいフィールドのなかで、
栄冠を勝ち取るためには、序盤の出遅れは致命的に
なりかねない。
その気になる注目選手の初日のスコアは・・・
トップは、終盤の5連続バーディで抜け出した、
世界ランク4位 ジョーダン・スピースの、6アンダー。
得意のパットも蘇り、グリーン周りも冴えていた。
3 アンダーに、ロリー・マキロイ、ヘンリク・ステンソン。
2アンダーに、フィル・ミケルソン、リッキー・ファウラー。
イーブンパーに、ジャスティン・ローズ。
1オーバーに、
タイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン、
バッバ・ワトソン。
2オーバーに、優勝候補筆頭に挙げられていたジャスティン・トーマス。
3オーバーに、ジェイソン・デイ、ジョン・ラーム。
昨年の覇者、セルヒオ・ガルシアは
15 番で13を叩き、9オーバーと下位に沈んだ。
日本勢は、
小平が1アンダーと健闘、
松山は1オーバーで初日のプレーを終えた。
昨年の初日の76に比べれば、まだまだ期待は持てる。
スロースターターの松山は、これからギアを上げるだろう。
池田は4オーバー、宮里は5オーバーで、
予選突破には、2日目の大爆発が必要となった。
とにもかくにも、明日、2日目だ。
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この華やかな舞台の裏で、石川遼が意地と貫禄のプレーをみせた。
予選の昨日は、
最終ホールのチップイン・イーグル締めの7アンダーで、
2位に3打差を付け、トップで今日の決勝を迎えることになった。
「1月以来の試合なので、若干不安もあったが、
しっかりやってきた練習の成果が出た」と
石川は笑みをみせた。
マスターズとは比べ物にならない
この小さな地区大会。
石川遼は、きっと心に決めている、
今居る場所で、今やるべきことにベストを尽くすこと。
選手会長としての責務を果たし、
失った自信とプライドを取り戻すために、
今日の決勝を戦う。