石川遼は、
昨季、米ツアーのシード圏内125以内に入れず、
下部ツアーとの入れ替え戦でも、
ツアー出場権を得られる25位以内に入れなかった。
今季からは、じっくりと日本ツアーに腰を据え、
米ツアーで足りなかった技術、メンタルを鍛え
いつかは米ツアーに再挑戦する考えを明らかにした。
又、今年は、ジャパンゴルフツアー選手会の
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長を務めることとなっており、
こちらも史上最年少の副会長に就任することとなった。
めでたいことと言うべきかどうなのか?
プロゴルファーは山ほどいるのに、
なぜこれから先がある石川遼なのか?
石川個人として、
ゴルフに向き合える時間をしっかり確保できるのか?
何らツアーの改善策や集客プランを打ち出すことが
出来ないベテランたちに都合良く持ち上げられて、
人寄せパンダを仰せつかったか?
それとも、石川がこの男子ツアーの苦境に危機感をもち、
‘’それならば私が‘’と、プラス思考で引き受けたのか?
それならば、特に何も言うことはないのだが・・
石川遼のファンの一人として、
正直言えば、これが私の感想だ。
男子レギュラーツアーは、
4月12日から始まる「東建ホームメイトカップ」でやっと開幕、
女子ツアーは、その時点で、すでに6試合を消化している。
もう男子ツアーは、待ったなし!なのである。
レギュラーツアーで結果を残すため
その前により多くの実戦を積みたいという考えもあろうが、
それよりも、選手会長としての石川の強い責任感の表れだろう、
石川は、
4月5日から2日間開催の地区競技、
「千葉オープン」に出場する。
毎年、レギュラー初戦の前週に行われ、
岐阜オープン、北九州オープンと共に
ツアー前哨戦の意味合いが強い試合である。
5日が予選、6日が決勝、
賞金総額1400万、優勝賞金360万の小さい大会である。
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「ゴルフ界に目を向けてもらう為には、まず自分が活躍して
注目してもらうことが大事だ」と、語った石川。
松山英樹が、海の向こう、華やかなマスターズの舞台、
世界中のゴルファーのあこがれの地、
‘’オーガスタナショナル‘’に立つ頃、
石川遼は、捲土重来を期し、
ジョージアンスタイルのクラブハウスが
オーガスタを彷彿とさせる、
ゲーリー・プレーヤー設計の国際レベルの難コース、
‘’太平洋クラブ成田コース‘’に立つ。