小平智が、
ゴルフの祭典、マスターズへの切符を手にした。
WGCデル・マッチプレー大会終了後に世界ランキングが
更新され、マスターズ出場圏内の50位以内を
確定させた小平、
夢にまで見た、待ちに待った、のどから手が出るほど欲しかった
マスターズの出場権だ。
これで、今年のマスターズに出場する日本人選手が
出揃った。
この4人である。
こころ躍る、あの美しいオーガスタナショナルで、
どんなプレーを見せてくれるのだろうか?
プロゴルファーとなったからには、生涯に一度は立ちたいと
夢を叶えた小平や宮里の高鳴る胸の鼓動や感動が、
今からもう伝わってきそうだ。
小平と宮里は初出場だが、
松山はアマチュアとして1度、プロとなってからは5度、
池田は、これまで3度マスターズに出場している。
ちなみに、2人の過去の戦績は、
※松山英樹
●2011年:27位(ローアマ)
●2012年:54位タイ
●2014年:予選落ち
●2015年:5位
●2016年:7位タイ
●2017年:11位タイ
※池田勇太
●2010年:29位
●2011年:予選落ち
●2017年:予選落ち
ここ3年、優勝を狙える上位で
戦っている松山はさすがだが、
さて、今年はどうなのか?
もちろん、日本人選手には上位での活躍を願うが、
松山は、ケガの影響が懸念されるし、
他の3選手は、これまで出場した米本土の試合では、
芝の違いやら、セッティングの難しさに
苦戦を強いられ、 なかなか調子が上がってこない・・
‘’世界のトミー‘’こと、中島常幸は、
優勝候補にダスティン・ジョンソン、
ジャスティン・トーマス、
そしてタイガー・ウッズの3人の名前を挙げた。
最近は調子を落としているが、
ジョーダン・スピースはコースとの相性も抜群だし、
リッキー・ファウラー、ジョン・ラームも侮れない。
復活した、フィル・ミケルソン、バッバ・ワトソンもいる。
爆発力のある、ジェイソン・デイ、ロリー・マキロイもいる。
昨年の覇者、セルヒオ・ガルシアも忘れてはならないだろう。
これだけの世界のトップランカーが、
満を持して出場するマスターズ、
誰が優勝するかなんて予想できるわけがない。
日本人選手たちに対する現実的な期待としては、
まずは、4人全員の予選突破だろう。
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それが叶えば、本当に素晴らしいことだし、
4日間、彼らのプレーを観られるだけで幸せだ。
さらに、今回のマスターズには、もう一つ違った
楽しみもある。
応援に駆け付けるだけでなく、バッグを担いだり、
パー3コンテストに出場するかもしれないからだ。
歴史に名前を残した名女子ゴルファー2人が
オーガスタに立てば、それは大きな話題と
なるだろうし、より華やかな大会となるでしょう。
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今週は、【ヒューストン・オープン】が開催される。
マスターズを翌週に控え、欧州勢も多く参加、
グリーン周りの芝も短く刈られ、
コースはまさにオーガスタ仕様に準備される。
今大会には、最終調整の意味合いも兼ねて、
リッキー・ファウラー、フィル・ミケルソンらが参戦、
日本からは、池田勇太のみ参加し、
松山、小平、宮里はこの週をスキップ、
決戦の地、オーガスタへ直接乗り込むことになる。
目の肥えたパトロンたちの熱狂、
コースの至る所にとどろく歓声、
マグノリアが咲き誇る美しい舞台、
そして、技を競い合うプレーヤーたち、
まさに、オーガスタは、18ホールの劇場である
さあ、いよいよだね!