峠を越え、車を走らせること
鳥取市内から、およそ40分。
今も伝説が語り継がれる神と仏が宿る修行の山、
そしてそこには、
役の行者(えんのぎょうじゃ)が法力で断崖絶壁の岩窟に
投げ入れたという国宝「投入堂」がある。
かつて、会社の新人研修の付き添いで
その投入堂に登ったことがある。
わらじに履き替え、木の根や鉄の鎖を伝いながら
急峻な箇所を登り大変な思いをした。
「日本一危険な国宝」といわれる所以だ。
だからこそ、登りきった時の達成感と
その見晴らしの素晴らしさは
今でも感動をもって思いだす。
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その三仏寺にもう一つ、特別なものがある
「響き日本一」と言われる水琴窟である。
以外と地元でも知らない人が多いようだが・・
雪が融けるころ、また聴きに行きたいと思っている。
水琴窟
・・・・地中に埋めた甕(カメ)に落ちる水滴の音を
共鳴させ、地上で聴こえるように設計された
日本庭園の装置の一つ。
●水琴の奏でる音には、
脳のエネルギーとなり、全身の細胞を活性化させる自然周波
(鳥のさえずり、虫の音、川のせせらぎや打ち寄せる波など)が
多分に含まれています。
●人工周波(冷蔵庫、エアコン、PC,自動車など)の中で
暮らす私達現代人にとって、
脳のエネルギー源である自然周波を暮らしに持ち込むことは
人間らしく生活する為に必要不可欠となってきた。
(水琴窟総合プロデューサー大橋智夫氏著書より)
去年の秋、
息子から勧められた妻は、
それ以来、折を見ては水琴の音を聴いているが・・
・・確かに最近、穏やかな気がする。
・・・ありがたい。
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