【ダンロップフェニックスオープン】は、
ブルックス・ケプカが、
2位に9打差を付け圧勝 。
上から見下ろしての一人旅。
世界ランク上位の実力を
存分に発揮しての堂々の連覇でした。
3日目以降は、
3Wを多用しフェアウェイキープを優先した
スマートな戦い方をみせましたが、
それも、3Wで290ヤードと
飛ばし屋だから出来ること。
すべてにおいて、レベルの違いを見せつけたB・ケプカ、
当然、来年の米ツアーの主役の一人になるでしょう。
2位タイには、11アンダーで3選手が並びました。
その一人が、X・シャウフェレ。
残念ながら、最終日は精彩を欠き、優勝には届きませんでしたが、
歯切れのいいゴルフは、ジャスティン・トーマスを彷彿とさせます。
来年は、複数優勝とメジャーを狙ってくるはず、
その力は十分備えたといえるでしょう。
ザンダー・シャウフェレ、これから目が離せませんよ。
あとの2人は、
イ・サンヒ(韓)と、
我らが小さな巨人、
プラヤド・マークセン。
この選手の潜在能力は計り知れません、
シニアでありながら、今でもレギュラーツアーで
上位争いができることを立派に証明しましたね。
今平周吾が、じわじわとスコアを伸ばし、
6位タイ(9アンダー)に入りました。
今は、大きな試合での経験値を高めることが大事、
着実に力を付けているようです。
見せ場を作りましたが、ショットとパットが
今一つ噛み合わず、10アンダーの5位に終わりましたが、
それでも日本人最上位。
やはりレベルが違います。
来年の活躍も大いに期待してよさそうです。
久しぶりに決勝ラウンドにすすんだ石川遼は
最終日、帰国後初の60台(68)を出し、27位タイ。
決して満足できる成績ではないだろうが、
復調の兆しがほのかに見えてきたようだ。
遼クン自身が、それを確かなものにするためにも
来週のカシオオープンが本当に大切な試合になるでしょう。
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前年勝っていて相性がいいコースだといえ、
いきなりやって来て、優勝をさらったケプカ、
スポット参戦のシャウフェレにしても
この好成績だ。
松山ら世界トップランカー達の
力はどれほどなのか?
日本のコースは易しい?
それとも、日本人選手は、温室育ちの大海知らず?
ちょっぴり複雑な思いも感じた大会でした。