先週の「ANAオープン」では、
惜しくもプレーオフで敗れはしたが、
実力者、池田勇太に一歩も引けを取らない
見事な戦いぶりをみせた、時松隆光、
又、プロテスト合格後、
早速、8月のステップアップツアー
「山陰合同銀行Duoカードレディス」で
優勝を飾った、勝みなみ、
この二人の共通点は・・・・・・?
それは、二人とも、「ベースボールグリップ」だということ。
10フィンガーグリップともいいますね、
ただ、時松の場合は、左手親指をグリップの上に
置かないで、外に外しているのが特徴です。
その方が、余計な力を入らず、スムーズなスイングができ、
インパクト以降、右腕でボールを押し込みやすく
インパクトゾーンを長く保てるという。
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昔から、このグリップは、
非力なゴルファーや、女性ゴルファーには、
右手のパワーが使えるので、
向いていると言われていましたし、
ゴルフを始めた人に、
まず、クラブを握ってみて、というと
ほとんどの人がこの握り方をするといいます。
棒状のモノを握るときは、むしろ、これが普通でしょう。
グリップは、長い間、
オーバーラッピングが主流でしたが、
タイガー・ウッズや石川遼、又、松山英樹やバッバ・ワトソンらが
採用しているインターロッキングがむしろ主流になりつつあり、
ゴルフの常識も時代や道具の変化に伴い
徐々に変わっていきます。
やがて、ベースボールグリップも
もはや亜流ではなくなり、
主流になる時代が来ないとも言えませんね。