どうも、テークバックがしっくりしない、
そんなゴルファー、多くいるんじゃないでしょうか?
コースで、一旦迷ってしまうと、もうイケマセン。
途中で、あれこれ試して、迷路に迷い込み
ショットはバラバラ、
帰りの車の中で、自己嫌悪と深い後悔の
海に沈んでいくことになるのである。
テークバックの方法やコツなどのレッスンは、
巷に溢れています。
①ゆっくりクラブヘッドを引きずるように・・・
②30センチは真っすぐ引く・・・
③両腕の三角形をキープしながら・・・
④コックを入れながらサッと上げる・・・
⑤右肩を頭の後ろに持っていく・・・
⑥右ひじを少し引く(曲げる)・・・等々。
それぞれについて考えてみましょう。
①については、大きな スイングの弧を
作ることができるので、
飛距離も出るだろうが、
プロやアスリートゴルファーのように、
体力、筋力がないと難しいだろう。
私には、とても出来ない。
テークバックの途中で、体が早くボールを
打ちたがってしまうからだ。
体も右にスウェイしやすいという欠点もある。
②は、クラブをインサイドに引っ張り込んだり、
手先でヒョイと上げてしまうゴルファーの
矯正のためのアドバイスでしょう。
③も②と同じ理由だと思うが、
右ひじのたたみが遅くなり、正しいスイングプレーンに
乗せられないという弊害も生む。
④は、打てる態勢を早く作れるという利点があるが、
やはり、手先でこなしてしまい、左肩の入りも
甘くなる気がする。いわゆる捻転不足だ。
⑤については、正直言って、よくわからない。
トップの形を見れば、そうなっているんだろうけど・・
⑥が、一番シンプルで、解かりやすい、と思う。
テークバックの開始と同時に、
右ひじを少し曲げながら後ろに引く。
ポイントは曲げた右ひじが体側の幅から
はみ出さないことと左腕は真っすぐにすること。
分かったつもりでも、
よし、これでOKだ、
と思っていても
不思議なくらい日々、スイングは変わる。
片山晋呉が、かつて、スイングマシーンに
なりたいと言ってたけれど、
あれだけの練習と研究を重ねているプロでさえ
そう思うのだから、
アマチュアのスイングは日替わりで、
良くなるどころか、
後退している気さえするものだ。
すべてのゴルファーに適する法則はない。
個々の体格や筋力、目指すゴルフ、
持ち球などによっても違ってくる。
⑥が私に合っているというだけで、
すべてのゴルファーに
適するということではない。
必ず、あなたに合った、しっくりくる
テークバックが見つかるはず。
始めよければ終わりよしという言葉が
あるように、テークバックはスイングの要です。
研究してみて下さい。