アイアンが下手な理由が、判っちゃった。
サラッと晴れ上がった朝の練習場、
私のこころも雲が切れ、晴れ上がってきた。
逆に、ドライバーが比較的上手いと言われているのも
この理由と関係しているのだろう。
(上手いということと、飛距離が出るということはイコールではない、念のため)
ズバリ、それはアドレスにあった。
前の打席で打っていた人を見ていてハッと気が付いた。
私のアイアンのアドレスがハンドファーストではなく、
グリップが中に入っていることに気が付いたのだ。
ドライバーのアドレスのように、まっすぐ構えていたのだ。
ハンドファーストとは、
グリップをボールより左側に構えること。
そもそも、アイアンは、ハンドファーストに構えることで
フェースが真っすぐになる設計になっているし、
左腕が伸びた状態で、フェースをスクエアにセットすれば
左腕が最大限に使え、強い球が打てるし、フェースの向きも
変わらない。
私の場合は、真ん中で構えていたので
若干ロフトが増えて、クラブ本来の飛距離が
確保出来ていなかったのだ。
いわゆる、払い打ちだったのだろう。
以前の構えだと、テークバックのときに、
手が体から離れすぎる感覚があったが、
ハンドファーストにすると、
自然と、左体重になる。
無理に体重移動をしようとしないで
その場で回転させるイメージだと
両腕が体から離れずにスイングが出来る。
つまり簡単にダウンブローが出来るのだ。
ダウンブローで打てれば、
直接、ボールにコンタクトできるし、
クラブなりの飛距離が出る。
コンパクトなスイングで、少し物足りない感じがするが
これで、十分な飛距離が確保できるのだ。
打っていて、だんだん楽しくなってきた・・・
なぜ、こんな簡単なことが出来ていなかったのか?
アイアンのアドレスは
ティーアップしているドライバーのアドレスとは
当然、違ってしかるべきだ。
何故、こんな当たり前のことを見逃していたのか?
多分だが、ハンドファーストで打っていた頃もあるはずだが、
いつのまにか、自分が構えやすい、打ちやすいアドレスに
流れてしまったのだろう。
【ゴルフはアドレスに始まって、アドレスに終わる】
という。
何十年もゴルフをやってきて、
やっと、このことに気が付くんですからね。
間違っていても、長年やってると
それなりに打てるようになるから
ゴルフは厄介だ。
ドライバーやフェアウェイウッドのようなロフト角が
ないクラブは、逆にマイナスになりますが、
特に、クラブの長さが短いアイアンは、
必ず、ハンドファーストに構えるべきでしょう。
初心者の方はもちろん、
私のようにアイアンが伸び悩んでいる人も、
このアドレスを身に付けると
アイアンの球筋が変わると思いますよ。