え、渡邊彩香が85を叩いたって!?
ビックリですよね。
ヨネックスレディースの土曜日の
ラウンドです。
確かに、激しい風雨で、気温も低く、コンディションは
最悪だったが、それにしても一流女子プロが
85とはね。
前半は37と我慢していたけど、後半は48。
アンダーで回ったプロもいたんだから、
やっぱりプロとしては、恥ずかしいスコアだ。
10番では、右OBのあと左OB,アマチュアが
よくやるミスですね。
その後の、ティーショットも危なかった、
完全に自分を見失っているように私には見えた。
いつも思うけど、飛ぶってことは
良いことばかりじゃないね。
飛ばす人というレッテルを貼られてしまうと
飛ばさなきゃいけないんだよね、
期待に応えないといけないという気持ちが
出ちゃうんでしょう。
ホント、可哀そう。
飛ばなきゃOBまで行かないってこともあるからね。
飛ばすことは、大きなアドバンテージになるとか、
飛ぶから勝てるとか、言うけれど
それは正しくない。
D・ジョンソンが勝てるのは、アイアンショットや
アプローチ、パットが普通のプロより上手いうえに、
ドライバーが飛ぶから勝てるのだ。
飛ばすだけのプロはゴマンといるし、
何か勘違いしているプロも大勢いる。
日本の男子プロの飛距離のスタッツを
見れば、一目瞭然だ。
ドライバー以外が平均点以下なら、いくらドライバーが
飛んでも勝てないのだ。
そこを勘違いしてはダメだろう。
飛ばしは先天的なものが大きく左右する、
いくら鍛えても、どれだけ道具をとっかえひっかえしても
20ヤードがセイゼイだ。
アドバンテージになるとしても、それも、毎ホール打てればの話。
わかるよね、
ゴルフは、グリーンから逆算のゲーム。
スコアを作るのは、アプローチとパターだってこと。
飛ばしても、なかなか勝利に結びつかない
渡邊彩香は、今回の85をゴルフの組み立て方や
メンタル面を考え直すきっかけにすれば
こんなありがたいラウンドはないだろう。
待ってるぞ!彩香。