達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

不屈のプロゴルファー「古市忠夫」が教える、ありがとうのゴルフ

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明日から、ノジマチャンピオンカップ

箱根シニアプロゴルフトーナメントが始まり、

いよいよ今年のシニアツアーの開幕です。

 

シニアプロと言えば、

私には忘れられない一人のプロゴルファーがいます。

 

 

その名は、古市忠夫。

 

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59歳11カ月の2000年、日本プロゴルフ協会資格認定

プロテストに、史上2番目の年齢で合格した

努力と執念のプロゴルファーです。

 

プロになってからの主な戦績は、

 

2002年、関西プロゴルフグランドシニア選手権 優勝

2005年、日本プロゴルフグランドシニア選手権 優勝

2011年 日本プロゴルフグランドシニア選手権 優勝

 

など、目覚ましい活躍を見せています。

 

では、なぜ彼が、その年齢でプロを目指したのか?

 

大きなドラマがありました。

 

立命館大学を卒業した彼は、しばらくして、神戸市で

カメラ店を開業、妻と二人の娘と、つつましくも

幸せな人生を送っていました。

 

友人に誘われ、始めたゴルフが唯一の趣味、

地道な練習と研究心で、メンバーである大神戸ゴルフ倶楽部では

幾たびも、クラブチャンピオンになるほどの腕前に・・・

 

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そんな生活を一変させたのが、

1995年1月17日の、あの阪神淡路大震災です。

 

彼の経営するカメラ店は、特に被害が大きかった長田区にあり

自宅も店舗も全焼。

 

見る限り、ガレキだらけの町で、

町内会長だった彼は、町の復興のために、日夜、奔走します。

とても、自分の生活の事など考える余裕は全く無かったのです。

 

そして、震災から3週間ほど経ったとき、自宅から離れた

駐車場に止めてあった自分の車が焼けていないことを知ります。

 

そして、車のトランクを開けてみると、愛するゴルフクラブがバッグごと

無傷で、そのまま入っていたのです。

 

それを見たとき、体に電流が走ったような衝撃を受け、

【お前のこれからの人生、これでやってみろ】と言われたような気がする

と彼は言います。

 

それを知ったゴルフ仲間や周りの住民からの勧めもあり、

彼はついにプロテストに挑戦を決めます。

 

自分達やこの町の願い、希望を自分に託したのだと

彼は知っていました。

 

そして、震災から5年後、ついにプロテストに合格、

 

何か見えない力が自分を押してくれたと、

後日、彼は語りました。

 

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そして彼はこうも語っています・・

 

「以前は、人間は才能や努力、あとは運や、と思っていたんです。

でも震災が起こってもっと大事なものがあることに気が付いた。

 

それは、人を労わる心、積極性、勇気、友情、そして感謝です。

 

今までは、ゴルフやれるのも当たり前やと思っていたけど

ゴルフができることへの感謝が生まれてきた・・・」 と。

 

 彼は、コースに入るときと、コースを去るとき、

必ず、コースに向かって深々とお辞儀をします。

 

ゴルフが出来ることへの感謝、

ありがとうのゴルフです。

 

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昨年末に【ゴルフ侍,見参!】という、テレビ番組で

「最近、ドローに変えて、前より飛ぶわー」と、明るく語り、

お元気にプレーをされる、古市プロを拝見しました。

 

現在、76歳。

 

まだまだ、お元気で頑張って頂きたいと

私は心から願っている。