6月17日から運行を始める
【トワイライトエキスプレス 瑞風】
1泊2日の片道タイプ(山陽下り‣上り、山陰下り・上り)と
2泊3日の山陽、山陰を巡る周遊タイプの計5コースがあり
1日1回、立ち寄り観光が実施される。
その5コースの一つ、
下関発京都・大阪着の山陰上り1泊2日コースで立ち寄る
鳥取市の仁風閣を紹介したい。
仁風閣は、明治40年に建てられた
フレンチルネサンス様式の本格的洋風建築で、
国の重要文化財に指定されています。
ときの皇太子殿下(のちの大正天皇)の
山陰地方行啓(ご旅行)の際に、
鳥取市における宿泊施設として、
旧鳥取藩主 池田家第14代当主池田仲博により、
旧鳥取城内に建設されました。
これを仁風閣と名付けたのは、皇太子に随行していた
元帥海軍大将の東郷平八郎です。
仁風閣の周辺は久松公園として整備され
春は桜、秋は紅葉の名所として全国各地から
多くの人が訪れています。
またここは、多くの映画のロケ地として使用され、
白亜の洋館仁風閣と周辺の自然とのコントラストは一枚の
絵画のように映り、市民の憩いの場として親しまれています。
きっと、瑞風のお客様にも、
心に残る立ち寄りスポットとなるでしょう。
瑞風は現在、試験運行しており、鳥取県内では3月17日から
10両のフル編成で乗り心地や調度品の使い勝手など
微調整を続けています。