プロが、 ミスショットの後、クラブを地面に叩きつけたり
クラブを投げつけたりする行為をたまに目にします。
見ていて、決して気分のいいものではありません。
一時的に、マイナス感情を吐き出し、気持ちを
リセットする行為だとか、
プロとしての一つのパフォーマンスだと好意的に
解釈する人もいますが
マナーを重要視するゴルフというスポーツにおいては
プロといえども、許されるべきではないと
私は思うのですが・・・
人間は感情の動物です。ミスショットをすれば
落胆するし、自分への怒りもわくでしょう。
当然の事です。
しかし、ゴルフにミスはつきもの、
ゴルフはミスのゲームともいいます。
アマチュアがミスショットの度、怒っていたら
身が持ちませんよね。
マイナスの感情はさっさと忘れることです。
その点、青木功プロがよく口にした、「シャンメー」という言葉、
【やることをやったら、結果はどうであれ、仕方ない】、という意味ですが、この気持ちの切り替えが青木の青木たる所以でしょう。
いつまでも、マイナス感情をもち続けると、
プレー自体が、必ず雑になってきます。
ズルズルとボギー、ダボを重ねることになりかねません。
普段通りのゴルフが出来なくなるのです。
ゴルフのラウンドでは、感情は平坦であればが
平坦であるほどいいのです。
特に、アマチュアが良いスコアで、回ろうと思ったら
極力、気持ちは一定に保つべきです。
逆に、覚えておくものは、ナイスショットや
チップインやバーディパットを決めたときの
喜びの感情です。
こういったプラスの感情が、好スコアに導く
エネルギーになるのです。
何度も言うように、ゴルフはミスのゲームであり
メンタルのゲームなのです。
ミスショットをしたり、思い通りにならないときに
ふてくされたリ、感情を露わにしてしまっていた、
(少なくとも、私にはそう見えた)
昨季、賞金シード落ちした香妻琴乃プロや
不振をかこった上田桃子プロ、
不調の原因は、そこだけではないだろうけど、
さて、今季の彼女たちは・・?