ショートホールにやってきました
あなたにとって、
9番では短いが、8番では大きすぎる、
いわゆる中間距離(between club)だとしましょう
8,5 番があればピッタリなのだが、そんなクラブはないので、
9番のフルショットか8番のコントロールショットかで
悩むことになる。
こういう場合、アベレージゴルファーはたいてい、
9番で、目一杯振ることを選択するケースが多い。
理由として考えられるのは、
まず、自分の飛距離を長めに見積もっているからでしょう。
過去最高の当たりを自分の飛距離と思いがちなのである。
ランも含めた飛距離なのかもしれない。
それに、過去のラウンド経験から、
グリーン奥には打ちたくないという
意識が働くのかもしれない。
下りのアプローチやパットに泣かされたことが
幾度もあったのでしょう。
そして、他のメンバーへの見栄である。
アマチュアゴルファーには、アイアンでも人より
飛ばしたがる人が多く、本当は8番の方が安全なのは
解っていても、つい見栄で9番を選んだりする。
9番を選んだゴルファーは、どうなったか?
最高の当たりがしょっちゅう出るはずもなく、
ほとんどの場合、目標には届かないことが多いでしょう。
まして、ショートホールには、手前やサイドに、バンカーや
深いラフなどのハザードがあるケースが多い。
それを避けるという意味でも、大き目のクラブを
持った方が賢明なのである。
少し、薄めに当たったとしても、グリーンに届く
ことだってあるだろうし、大き目のクラブを
持った方が、気持ちに余裕が生まれます。
ギリギリのクラブはどうしても力が入る。
力が入れば、ボールは曲がりやすくなるのは
皆さん、経験済みでしょう。
基本的に、アイアンはフルショットする
クラブではありません。
ターゲットにボールを運ぶクラブです。
ひとつ番手の大きいクラブを軽く振ることを
覚えるとゴルフはグンと楽になります。
ラインも出しやすくなるし、ボールも吹け上がらないので
アゲインストの風にも負けないボールが打てます。
フルショットの練習ばかりでなく、
軽く振る練習も大事ですね。
軽く振るといっても、手打ちではいけません、
ほんの少し、グリップを短く持って、
体のターンを通常より幾分ゆっくり目にして
練習してください。
ゴルフの幅も広がり、スコアアップも間違いなしです。