ゴルフスイングはその人の個性そのもの。
人はそれぞれ体型や筋力が違います、
プロといえども、同じスイングするゴルファーはいません。
何故なら、ゴルフスイングは形を求めるものではなく
再現性の高さを求めるものだからです。
あなたの近くにもいませんか?
はっきり言って、きれいなスイングではないのに
必ず、いいスコアで回ってくる人。
そういった人は、毎回、同じところにバックスイングをして
同じ軌道で、ダウンスイングに入り、
同じ場所で、ボールを捕まえることが出来る人なのです。
あなたが、タイガーウッズや石川遼のような、きれいなスイングを
真似しても意味が無いのです。
何故なら、我々は、彼らのような身体的能力を
持ち合わせていないからです。
スイングを型にはめることに意味がないばかりでなく、
型にはめることなど出来ないという事なのです。
大切なことは、型にはめるではなく、
本来持っているそれぞれのクラブの性能を
引き出してやるスイングこそが、
我々の求めるべきところでしょう。
それが、なかなか出来ないのは、ゴルファーの
力や余計な動きや欲が邪魔をするからです。
一般的に女性ゴルファーの方が、男性より
曲がらないショットを打つと言われますよね。
それは、女性が男性より非力である分、体が
余計なことをしないからです。
非力であるおかげで、クラブがあるがままに、
動きたい方向に動くことが出来るというわけです。
形から、スイングを作ろうとすると、アドレスではどうしても
力が入ってしまい、固まってしまう。
滑らかさが無くなって、リズム、テンポが悪くなってしまいます。
こんな余分な力や動きを取り除くこと、
これが究極の練習だといえるでしょう。
あまり細部にこだわらず、リズム、テンポを大切にして
シンプルで、なめらかなスイングを目指しましょう。
ゴルフはスイングなのです、ヒットではありませんよね。
とても難しいことだけど、挑戦して下さい。
あなたには、あなたのスイングがあるはずです。
継続する努力が必要です、その過程の経験値が
あなただけのゆるぎないゴルフスイングを
もたらすはずです。