パットにあまり時間を掛けるのは、
どうなんでしょう?
コースにおいて、イライラすることの一つに
前の組が、グリーン上で、時間を掛け過ぎていること。
あなたも経験ありませんか?
前から見て、後ろからみて、しゃがみ込んでラインを読み
長いパットなら、中間地点で素振りをしてから
ボールの所に戻り、再度、素振りをする。
さあ、打つのかと思ったら
仕切り直しをして、ラインの再確認。
どんなに慎重にラインを読んだところで、打ちそこなうときは
打ちそこなうのです。
プロの真似ですよね、悪いこととは言いませんが、
他のプレーヤーのパットをしてる時、出来ることはあるはず。
後続組に迷惑を掛けないためのマナーともいえます。
時間をかけた上でのパットのミスは、試行錯誤した分だけ
自分の感覚に疑いを持ち、混乱させ、
次のパットやショットにまで
狂わせてしまうこともあります。
我々は、プロではありません、
この一打で、人生が変わるというような
ことはありません。
パットは入るか、入らないかの二つに一つだと割り切ることです。
先週、AT&Tぺブルビーチプロアマで、
「素振りはしません、そういった技術的なものより
自分のテンポ、リズムを大切にしている」と。
パットの名手の言葉だけに、説得力がありました。
あまり、時間を掛けてライン読みをしたり、
素振りを繰り返しても
入らないものは入らないのです。
逆に、見たまま、感じたままにポンと打ったら入ることもあります。
3メートル先のゴミ箱に、下手で、投げ入れるとき、
その前に、何度も腕を振るなんて普通しませんよね。
感覚を大事にしましょうってこと!
いつものリズムでアドレスに入ったら、あとは、カップに集中する。
パットは、技術より、リズムとテンポ。
あのスピースが言ってるんですから、今年はこれでいきましょう!