あなたは、やっぱりマン振りしないと
ゴルフをした気にならないのでしょうか?
7割スイングでは、物足りませんか?
我々、アマチュアゴルファーは、例えば、100%の力で、
220ヤード飛ぶなら、120%の力で振れば、2割増の
260ヤード越えが可能だと思ってしまう。
理論上は、間違いないが、その確率は限りなく低い。
何故なら、ミート率が落ちるからだ。
クラブの芯から、1センチずれると、7%程度、飛距離が
落ちると言われています。
つまり、普段、220ヤードの人は、205ヤードくらいしか
飛ばない計算になる。
目一杯振るということは、相当、体とクラブを
コントロール出来ないとムリなのです。
多くのプロも、70~80%程度で、振っているといいます。
効率が良く、ミート率が高いスイングだからこそ、
あれほどの飛距離がでるわけです。
2002年まで、タイガー・ウッズの
専属インストラクターだった名伯楽、ブッチ・ハーモンは、
タイガーに【常に75%のスピードで振れ】と教えたそうです。
ショットの前に、通常のスピードの75%の素振りをさせ、
実際のショットも、その75%の素振りのイメージのまま
スイングする練習を徹底させたそうです。
アマチュアは、70%で、振れというと、通常が220ヤードなら
3割減の160ヤードくらいしか、飛ばないじゃないかと、
なかなか、そんなアドバイスに耳を貸そうとしないようだ。
しかし、この7割スイング、試してみる価値は大いにありそうですよ。
振ってみたら、通常と同程度の飛距離が出ることに
驚くはずです。
あなたも、実際、あるんじゃないですか?
欲をかかず、軽く振ったつもりなのに、予想以上の
飛距離が出ていたという経験です。
それは、70%のつもりでも、実際は、80%以上出ていて
それこそが、その人のスイングに合った最適の
スピードだからです。
スピードを抑えた結果、スイング軌道が安定し、
ミート率が良くなり、結果として、マン振りしたのと
同じくらいの飛距離が出るのです。
マン振りして、曲げるより、平均飛距離は間違いなく
アップするはずです。
あなたも、今年は、軽い素振りをしたら
本番のショットでも、そのイメージのまま
スイングしてみませんか?