先日、練習場でいつものようにアイアンを打っていた。
当たりはそんなに悪くない、
弾道の高さが少し物足らないだけだ。
50球ほど打ち小休止、ぼんやりと
フィールドを眺めていた。
そんな時、フト、思いついた。
それは、アドレスを取ったときの両肩の高さです。
時折、ダフったり、滑らかな回転が出来ず
フィニッシュがピタッと収まらないのは、
アドレス時に、右肩が左肩より
下がっているからではないのか?
両肩が地面と平行に構えたら、
上手くいくんじゃないだろうか?
一休みしている場合じゃない、
早速、試してみた。
いい。いい。
いい感じなのだ!!
ドライバーの場合、
アドレスを取ると、右肩が
少し下がるのが普通だ。ボールは左に置くし、
スイングも若干、アッパー軌道になるからだ。
アイアンの場合で言うと、ボールは中に入れてるし
ダウンブロー気味に打つとなれば、
右肩が下がっているアドレスは理に適っていない。
そんな当たり前の理論に行き付いたのだ。
ここで、何とも、滑らかで、心地良いアイアンの
打ち方のおさらいをしたい。
● 体重の配分は、左が6、右が4、
両肩を地面と平行に構えようとすると、
自然とそのような配分になります。
● 体重移動は、スタンスの幅の中だけです。
左体重のままの方が打ちやすいと思えば、
ムリに体重移動を意識する必要はありません。
覚えて欲しいのは、地面と平行の両肩をそのまま平行を
保ったまま、回転して欲しいということですから。
● テークバックはハーフで、止める意識でいいでしょう、
実際は、ハーフで止めようと思っても、惰性で、
過不足ないトップに収まるはずです。
● ダウンスイングにおいては、あまり上から
打ち込む必要はありません。
緩やかなダウンブローと言うべきでしょうか?
例え、多少、ボールの手前から、入ったとしても、
ソールが滑ってくれます。
最近のアイアンは、低重心で、
球が上がりやすい構造になっています。
※ ここで、大事なポイントがあります。
ダウンスイングは、左腰で、手を引っ張り
下ろしてくる感覚をぜひ覚えて下さい。
つまり、この一瞬の時間差でタメが生まれるのです。
フォロースルーは、やはり左腰がキーになります。
インパクト以降は、
素早く、左腰を真後ろに引くのです、
こうすることで、体が左に流れず、
きれいにターンできるのです。