ドライバーのスタンス幅が、少し広すぎでは
ありませんか?
スタンス幅が広いと、プロみたいな体力のない我々は、
捻じるというより、ただ左右に揺れるだけの、
力の溜まらないスイングになってしまいがちです。
広いと、テークバック時、体は右に流れにくくなりますが、
今度は、左にうまく移動させることが難しくなったり、
飛ばそうと力みが入ってしまうのです。
手を思い切り使いたくなったり、
インパクトのタイミングがずれたりしもします。
又最近のドライバーは、クラブも長くなり
ヘッドも大型化していているため、
振り遅れが生じて、スライスが発生する恐れも
あります。
※スタンス幅が狭い方が向いている人
●大きいスイングアークで、ゆったり振る人
●フットワークをうまく使えない人
●腰が滑らかに回せないと感じる人
●力みが入り、フィニッシュが、しっかり取れない人
※スタンス幅が広い方が向いている人
●ダウンスイングで、下半身の回転スピードが速い人
回転が速くなればなるほど、軸が横にズレる可能性があり
それを防ぐためでもあります。
●足首、股関節に柔軟性が非常に高い人
は、スタンスが広くても、スムーズな
体重移動が可能でしょう。
向いている、向いてないじゃなく、
●若く、運動経験がある人で、とにかく飛ばしたい人は
スタンス幅が広い方が、いいでしょう!?
松山英樹プロもスタンス幅は
広めですが、凄いですよね、胴回りとあの太腿、
鍛えられたあの強靭な体幹と下半身が
素早い体重移動を可能にしているのです。
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ただし、これは一つの目安です、
万人に共通するものではありません。
皆さん、自分が打ちやすいスタンス幅を無意識に
取っているわけですが、練習で、いろいろ試してみて
自分にしっくりくるスタンス幅を見つけて下さい。
まず自分の肩幅にスタンス幅を合わせて振ることから
始めたらいいでしょう。
狭いスタンス幅がどうしても違和感があるという人、
力感がもの足りないと感じる人は
スタンス幅はそのままで、
両足つま先を少し、拡げてみる方法もあります。
提案ですが、スタンス幅の広い人も
ラウンド後半は、若干、スタンスを狭めに
した方が、ミスは少なくなると思います。
普段、あまり鍛えていないアマチュアは
後半、下半身が疲れてスムーズな体重移動が出来なかったり、
傾斜に対して、正しくアドレスが取れなくなる可能性が
あるからです。
スタンス狭めで、コンパクトなスイングを
心掛ければ、大きなミスはしないはずですよ。