今年の初戦を終えた、我らが期待の
3人のそれぞれの闘いを振り返ってみたい。
⛳「ソニーオープンinハワイ」に出場した松山は
69→67→65→73の6アンダーで51位、
⛳日本ツアーとアジアンツアー共催の
69 →66→73→75の1アンダーの47位タイで、
二人共、最終日にスコアを伸ばせず、優勝争いに
絡むことは出来なかった。
⛳一方、過去2年間の優勝者(26名)のみが出場できる
「ダイヤモンドリゾーツofチャンピオンズ」に臨んだ畑岡は
73→72→71→67と徐々にスコアを伸ばし、
3日目の最下位から16位へ順位を上げた。
最終日の4アンダーは、その日のベストスコアだった。
優勝争いは出来なくても、
しっかり最終日に追い上げること、
ちゃんと他の選手に力を見せておくこと、
これなんだよね、大事なこと!
最終日に崩れていくゴルフは、
メンタルの弱さを大ぴらに披露するようなもの。
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優勝したプロだって、
すべてが調子良かったわけではない。
必ず、どこかの不調と何がしらの不安を抱えている。
そこで勝利するということは、
弱点に引きずられないプラス思考と
オレは勝てるという自惚れに近い強烈な自負心だ。
試合後、松山は「何もかもダメ」、
石川は「アイアンがダメだった」と反省の弁を口にしたが、
日本人はとかく、自身の弱点や足らないことばかりが気になり
いつの間にか、誇るべき強味を忘れてしまう。
今、持っているいいモノをもっと評価するべきだし、
自信を持つべきだ。
繊細さも必要だけど、それと同じくらい大胆さも
必要だと思う。
ドライバーが曲がるなら、どこからでもグリーンに
乗せられるアイアンを磨く、
パッティングに難があるなら、OKに寄せればいい。
ちょっと乱暴だけど、そんな発想も無意味じゃない。
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クラブをとっかえひっかえしたところで
勝てる保証もない。
石川は新ドライバーで7ヤード飛距離が伸びたというが
それがどうなの?って感じ
もし、それが15ヤードならアイアンは1クラブ下で
打てるかもしれないけど、7ヤードなら
逆に中途半端になるんじゃないのって思ってしまう。
石川もメーカーとの契約があるし、広告塔でもあるから
仕方ないんだけどね。
ゴルフは【右耳と左耳の間】でするもの。
つまり頭、脳を使うスポーツであり、
気持ちのスポーツだ。
ゴルフクラブが主になっては面白くない。
順位を1つでも上へ、スコアを1つでも縮める、
そんな執念が欲しい。
それが、ここぞというときのパワーになり
勝利の女神も微笑むってもんだろう。
アマチュアでもそれは同じ。
今日は前回より1打でも少なくとか、
後半は前半より1打でもいいスコアでとか、
そんな気持ちをいかに持ち続けられるかで
ハンディアップは可能になる。
コースに出るたび、
`’ああ、今日はダメだ`’、`’今日は練習日だ`’と
途中であきらめてみたり、力を抜いてばかりいたら
いつまでたっても力はつかない。
プロもアマも挑戦するのは、
いつだって自分自身なんだ!
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