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世界最古のトーナメント、第147回【全英オープン】開幕!!開催コースは、あの悲劇の舞台・・・。

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世界最古のゴルフトーナメント

  第147回全英オープン】 

開幕です。

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開催コースは、

最難関リンクスといわれる

`’カーヌスティ・ゴルフリンクス`’

     (スコットランド

 

このコース名を聞けば、

思い出す闘いがあります。

 

 

「カーヌスティの悲劇」と呼ばれる

出来事です。

 

1999年、第128回全英オープン

最終日のことでした。

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2位につけていたジャスティン・レナードは

6オーバーでフィニッシュ。

 

首位のヴァン・デ・ヴェルデ(フランス)は

最終18番を残して3オーバー、

ダボでも優勝という状況。

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      ヴァン・デ・ヴェルデ 

ほぼ無名のヴェルデにとって、

名誉と名声はすぐ目の前でした。

 

18番、ヴェルデのティショットは右ラフ、

強引にグリーンを狙ったセカンドは

今度は膝丈ほどもある深いラフへ落ちた。

 

心がざわつき、乱れたリズムで打った

3打目は`’バリー・バーン`’につかまってしまう。

※18番グリーン手前には`’バリー・バーン`’と呼ばれる小川がある

 

ウォーターショットは不可能で、ヴェルデは

一打罰を選択する。

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頭は混乱、冷静さもすでに消え失せ、

続く5打目もグリーン脇のバンカーに打ち込んでしまう。

 

6打目でやっとグリーンに乗せ、7打目でようやくカップイン。

結果はトリプルボギー・・・。

 

その後、レナードとポール・ローリーとの3人で

行われたプレーオフは、4ホール目でローリーが優勝。

 

一度切れた集中力と気力は

もうヴェルデには戻ってこなかった。

 

少し手を伸ばせば届いた栄冠は、

無常にも、スルリとこぼれ落ち、

ヴェルデの

長く遠い全英オープンは終わったのです。

 

2打目を短いクラブで

フェアウェイに打ち出せば

何でもなかったけれど、

優勝争いのなかでは、

普段のスイング、通常の思考をさせてもらえない。

 

これがメジャーの持つ、説明の付かない

ふしぎな魔物のなせるわざなのかもしれない。

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昨年のチャンピオンは、

ジョーダン・スピース

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実は、

スピースも同じような経験をしているんですね。

 

【2016年、マスターズ最終日】

首位で迎えた12番、パー3。

スピースは、グリーン手前のクリークに2度落とし、

5打目もグリーンオーバーさせ奥のバンカーに打ち込み、

スコアは、6オン1パットの「7」。

 

首位の座を「ダニー・ウィレット」に譲り、

結局、スピースは、グリーンジャケットに

袖を通すことは出来ませんでした。

 

そんな辛い経験を経たスピースが、

見事に立ち直ったことを証明したのが、

昨年の全英オープンの勝利でもあったのです。

 

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今年の大会には、

大量10人もの日本人選手が出場します。

 

松山英樹小平智池田勇太谷原秀人宮里優作

小林正則、秋吉翔太、川村昌弘、時松隆光、市原弘大。

 

松山はタイガー・ウッズ、小平はフィル・ミケルソン,

秋吉はジェイソン・デイと同組という

魅力的な予選ラウンドの組み合わせも

発表されましたが、

 

この際、結果はあまり問わないでいいでしょう。

 

日本人選手の半数以上は決勝ラウンドには

進めないと思います。

 

この全英オープンは他のメジャーと異なり

とりわけ、`’経験`’が必要とされるからです。

 

強い風、硬いフェアウェイ、深くからみつくラフ、

大きく起伏のあるグリーン、ポットバンカーなど、

厳しい自然条件の中での闘いです。

 

低い球を打つ技術、キャリーとランの

イメージ力も求められます。

 

雨でも降れば、さらに攻略は難しいでしょう。

 

ただ、あっさりと予選落ちじゃなく、

未来に繋がる渾身のゴルフをみせてほしい。

 

スピースやヴェルデのような

辛くて苦い経験をさせてもらえる日本人選手が

生まれてほしいと願うのみです。

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