達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

クリス・レアのあのクリスマスソングを耳にすると、私がとても、とても切なくなるワケ。

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あと10日もすれば、クリスマス。

 

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待ち遠しいと思うほど、もうとっくに若くはないが、

やはり、クリスマスは私にとって特別なのである。

 

かつて経営していたパブで開催した、

毎年恒例のクリスマスパーティを、

この時期になると思い出さずにいられないのだ。

 

このパーティを楽しみにしていたのは、

誰よりも私自身だったろう。

 

 

恥ずかしいくらい、私も若かった。

 

大学卒業後、就職はせず、

自営で始めた喫茶店の次に開業した店だった。

もう35年ほど前のことだ。

 

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 パーティは、毎年、24,25日の2日間。

 

ありがたいことに、常連さんの他にも

多くのお客様がドアを開けてくれた。

 

ご夫婦、恋人同士、友達以上恋人未満のカップル、

とにかく愉快なお調子者、ぬくもりが欲しい寂しがりやで

30席ほどの小さな店はぎっしりと埋まった。

 

クリスマスは、人恋しくなる。

 

来店時は、それなりのオメカシをして来ることが、

暗黙のルールだった。

 

ドアが開くたび、歓声があがる、

 

「おお、スゲー」

「カッコいいー」

「素敵だね」

 

グラスを交わす音と笑い声と囁きと・・・

 

BGMはもちろんクリスマスソングだ。

 

選曲は、もちろん私の特権である。

 

定番は、タツローの【クリスマス・イブ】だ。

 

そして、ワムのラスト・クリスマス

・・・マライア・キャリー・・・

ジャズのスタンダードなんかを挟んで、

ナット・キング・コール・・・

 

途中にワムの【ケアレス・ウィスパー】を流す、

 

チークタイムだ。

 

少し、照明を落とす。

 

冷やかされて、照れたあいつに乾杯だ。

 

次は、私の大のお気に入りクリスマスソング。

 

クリスマス休暇をもらい、

遠くに住む、愛する家族の元へ車を走らせる。

早くみんなに会いたくて・・・

そんな、はやる気持ちを歌にした、

 

クリス・レア

【ドライビングホーム・フォー・クリスマス】だ。

 

 

今夜が永遠に続けばいい、そう思った。

 

今でも、この曲を聴くと、とても、とても

切なくなる。

 


Chris Rea - Driving Home For Christmas

 

この店で知り合い、愛を育んで

結婚したカップルが7組いる。

 

出会いの場を提供できたという点で、

それは、私のささやかな自慢でもある。

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 ビールはバドワイザー

バーボンはフォア・ローゼス、

アイリッシュウィスキーはタラモア・デュー

そしてカンパリソーダカルーアミルク・・

 

そんな時代だ。

 

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ラビオリをつまみながら、

好きな音楽と溢れる笑顔、

自然と体が揺れる至福の夜、

 

友達が友達を呼び、私の人生の中でも、

最も活気があり、楽しかった頃だ。

 

 

 

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雪が舞い、街にイルミネーションが煌めく頃になると

どうしてもあの店に集った人達の笑顔を思い出すのだ。

 

懲りない私は、いつかまた、あんな店を

 やれないものかと時折り夢想したりする。

 

失われた若さは、どうしようもないが、

心の奥底にある、小さな小さなマグマは

まだまだ消えてはいない。