達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

石川遼の決断を歓迎。人にはそれぞれ輝くべき場所がある。そしていつか又、アメリカに再挑戦させるために必要なコト。

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石川遼が、【来季は日本ツアーに軸足を置いて戦う】

というニュースが流れた。

 

日本国内を主戦場とするのは、

2012年以来となる6季ぶりである。

 

 

アメリカでは、カットライン付近をさまよう試合が増え、

一打も落とせないという後ろ向きな気持ちが、

守りに入り、目先の結果に一喜一憂して

スイングに悪影響を及ぼし、ゴルフをすることに

息苦しさに近い感覚を覚えていた、と

 

石川は、インタービューに答えていた。

 

まだまだできる、上手くなれる、

自分はやれるという思いも

あるだろうけど、

 

アメリカツアーでは、全く通用しなかった。

 

受け入れ難いだろうが、

これが現実だ。

 

石川の決断を尊重しよう。

 

目を背けず、きちんと正面から受け入れること、

そこからまた新しく生まれるものもある。

 

人には、

それぞれ生きて光る場所があるはず。

 

やるからには、賞金王を必ず獲るくらいの

強い意志をもって戦ってほしい。

 

それが、石川遼のプライドだろう。

 

2007年5月、「マンシングウェアKSBカップ」を

ツアー最年少優勝記録の15才245日で制してから10年、

 

ハニカミ王子はまだ26歳なのだ。

 

時間はタップリある。

 

心の修練を経て、一皮むけた

石川遼の次のステージに期待しよう。

 

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石川遼のプレーをまた間近で見られることになった

ファンにとっては、嬉しいニュースに違いないが、

 

それより、ツアーに足を運ぶ観客が減り続けていることに

頭を悩ませている日本ゴルフ機構(JGTO)にとっては

何よりの朗報になったことだろう。

 

 

ジャンボ尾崎実弟の直道、中嶋常幸らが

ツアーを大いに沸かせていた1991年がピークで

この年は98万6000人が動員されているが、

2015年には33万6000人まで落ち込んでいる。

 

宮里優作歓喜の優勝を飾った

今年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、

賞金王が決まるツアー最高の大一番の試合でも

その観客数は、近年10年で最も少なかった。

 

ちなみに、‘’中年の星‘’藤田寛之が勝った2010年大会が

最も多く、それに比べて6割近く減った計算だという。

 

 

「今のツアーはスター不在、

ジャンボ尾崎のような強烈な個性の持ち主や

青木功のような野性的な魅力のある選手がいない、

観ていて面白くない」丸山茂樹も語っている。

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プレーを間近で観たい選手がいない。

 

華のあるプレーヤーがいない。

 

 

世界で活躍するスター、松山英樹がアメリカにいる今、

JGTOが、もう一人のスター、石川遼に期待するのは当然だろう

 

しかし、それですべて問題が

解決するわけではない。

 

 

観客動員数の低下は、スポンサー離れに直結する。

 

試合数も、1982年の年間46試合をピークに

長期低落傾向にある。

 

ちなみに、今年の国内開催試合は24試合だった。

 

観客は来ない、それでも莫大な経費はかかる、

人気実力選手は海外に戦う場を求め、

テレビの視聴率もイマイチとなれば、

開催するメリットはない。

 

事実、来年のメジャー

「日本プロゴルフ選手権」の冠スポンサーも

まだ決まっていない。

 

シーズン20試合を欠けると世界のツアーから外され、

ワールドランクのポイントがなくなってしまうのです。

 

まさか、そんな事態にはならないとは思うが、

問題は、JGTOや選手たちが本当に、

 

事の重要性を認識しているのかどうか、

危機感を共有しているかどうかだろう。

 

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サイン会、握手会、ミニレッスン、練習公開、

オークション、それだけやっていればいいのではない、

 

選手たちの意識改革も必要だ。

 

ミスをすると不機嫌そうな顔をみせたり、

拍手や掛け声に対する笑顔も会釈もなく、

プレー終了後、手を差し出すギャラリーに

応えようともせず、

仏頂面でアテスト場に向かう選手。

 

選手たちは、表情のない

ただの球打ちマシーンになっていないか?

 

 

観客は、プレーだけを見て来ているのではない、

 

その選手の人間性も同時に見ているのだ。

 

日本ゴルフツアー機構も問題ありだ。

 

バーディをたくさん見せとけば観客は

喜ぶだろう、なんて思ってはいないか。

 

喜ぶべきは、バーディを取った選手であり、

私はちっとも嬉しくない。

 

ドライバーの飛距離をことさら取り上げるのにも

辟易する。

  

観る側の我々もいつまでもバカじゃない。

 

バーディ取れる優しいホールより、

パーすら難しいホールの方が面白いことに

気が付き始めたのではないか。

 

ゴルフ日本シリーズ開催コース、

東京よみうりの18番ショートホールしかり、

 

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左の崖下に落とすと大トラブル必至の

東海クラシックが開催される

三好カントリー倶楽部の16番ショートホールしかり、

 

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そんなスリリングな試合、

選手が悪戦苦闘に顏をゆがめる試合を

観てみたい。

 

そんな難しいホールで

バーディを取ることに価値があるのだ。

 

社用ゴルフに支えられた時代に多く造られた

易しいゴルフ場でバーディを乱発されてもね。

 

今や、茶の間で世界中のレベルの高い試合を

見ることができる時代。

 

はるかに日本の選手より

レベルの高い選手のプレーを

見ることができる。

 

日本のレベルを引き上げるためには、

少なくとも、日本のすべての試合を、

メジャー仕様、例えば日本オープンクラスの

難しいセッティングにするべきだ。

 

当然、メジャーは、選手たちの悲鳴があがるほどの

よりサディスティックな仕様にする。

 

 

大会記録を上回る通算20アンダーで優勝?

 

記録を更新したなんて言うけど、

毎年、コースセッティングも違うし、気象条件も違う。

 

そんな事どうでもいいし、そもそも意味がない。

 

いつも不思議に思う。

 

バーディ大放出の

そんな大味な試合より、

パープレーあたりで、

多くの選手がひしめき合っている

戦いの方が面白いんだ。

 

ただただ、距離を伸ばしたり、

フェアウェイを狭くしたり、

ラフを伸ばしたり、

ピン位置を難しくしたりするだけではなく、

 

バンカーがいやらしい場所に多く設置されたり、

左右ともOBのホールを多くしたり、

グリーンも極端に大きいか小さいかにして、

傾斜を強くし、スピードも半端なく速くする。

 

ドローとフェードの両方が求められるコースにしたり、

アプローチの多彩な技術が必要なコースも面白い。

 

人を呼び寄せる方策、テレビ放映の仕方、

選手達のプレーの見せ方、解説者の質、

 

JGTOには、交渉事の他にも、

やれること、やらなければならないことが

たくさんある。

 

 

世界基準の選手を育てるためにも、

 

石川遼がまたいつか自信をもって

アメリカに挑戦するためにも。

 

いつまでも人気選手頼みで、経営努力を怠っていると

いつしかゴルフファンからもソッポを向かれ、

世界のゴルフから取り残されてしまうだろう。