達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

嬉し、悲し、ちょっぴり複雑なこの季節。今夜は冬の恵み、‘’親ガニ‘’を堪能したい。

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今晩の酒のアテを求めて、

仕事帰りにスーパーに寄った。

 

でも、スーパーはあまり得意ではない、

レジに並ぶのが嫌いだからだ。

 

長い時間並びたくないのだ。

 

 

一番空いてるレジはどこだ?

 

‘’あ、あそこだ‘’

‘’少ない‘’

 

‘’よし、やった!‘’

 

ところが、行ってみると、

 

おばさまの数は少ないけど、

カゴは2つずつ。

 

それも山盛り。

 

‘’シマッタ!!‘’

 

 

 やっと終わったと思ったら、

 

がま口から、ゆっくりゆっくり

小銭を確かめながら一枚、一枚取り出している・・

 

ポイントカードもあれこれ探している。

 

少しイライラ。

 

おまけに、背中に後ろのおばさまのカゴが当たるし。

 

‘’あっちの方が、早かったじゃん!‘’

思ったこと、一度や二度じゃない。

 

何とも憂鬱な時間なのである。

 

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それでも、

たまに足が向くから不思議といえば不思議。

 

それも、酒のアテを買うときだけどね。

 

ぐるぐる回りながら、ジロジロ見回して、

気に入ったものをカゴに放り込む行為は

ある種のストレス解消になっているのかもしれない。

 

女性たちの気持ちも多少は理解できる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まず、大好きな惣菜コーナーを目指す。

 

そこを2周し、焼き鳥に手を伸ばす。

 

「皮」の5本パックをカゴに入れる。

 

いい歳をして、ハムカツやら、コロッケやら、天婦羅やら、

茶色いモノばかりに目がいく、

 

困ったものだ。

 

体に悪いモノは、総じて美味いのだ。

 

本当に困ったものだ。

 

次に、菓子の棚から「かりんとう」と

家人の好きな「チョコレート」を取り、

 

最後は奥の鮮魚コーナーに向かう。

 

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いい刺身は入ってるかな?

 

‘’ん?‘’ 手前の水槽を覗き込んでいる人がいる。

 

【蟹】だ。

 

ブクブクしている水槽が2つある、

 

一つは松葉ガニオス)

もう一つは親ガニメス)だ。

 

松葉の方は、2000円前後、小振りだ。

だいぶ売れたのだろうか?

数匹がゆったりと横歩きをしている。

 

親ガニの方は、ウジャウジャといる。

一枚、400円ほど。

 

‘’そうだ!‘’

 

今日は刺身はやめて、親がににしよう。

 

ビニール袋に3枚入れてレジに急ぐ。

 

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      10分ほど茹でた

 

どちらかというと、松葉ガニより

親ガニの方が好きだという人、

結構いるんじゃないだろうか?

 

私もその一人。

 

私のまわりにも、そういう人は多い。

 

理由?

 

・・・美味いからだ。

 

こんなに美味いのに、

かつては、水揚げの岸に大量の親ガニが

無造作に投げられていたそうである。

 

商品価値も低く、ほとんどは

子供たちのおやつだったと聞いた。

 

鳥取港のある賀露という町に住む友人から

直接聞いた本当の話だ。

 

今は、資源保護のため、蟹の漁期は短く

中でも親ガニはわずか2か月と限られているため

近年、その価値は上り続けている。

 

松葉ガニは、ビッチリ詰まった身と

何と言っても、蟹みそが魅力だが、

 

親ガニも決して負けてはいない。

 

甘みのある濃厚な内子、

ツブツブの食感がたまらない外子、

 

小さい体にウマミが凝縮している。

 

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又、親ガニから取ったダシは最高、

 

明日の朝の味噌汁にしよう。

 

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冬の恵み、蟹を前にすると

たいていの人の顏がほころぶが、

 

www.tatsujin72.com

 

そうでもない人たちもいる。

 

蟹のシーズンは、

 

ホテル、旅館従業員にとっては、

結構ツライ季節でもある。

 

 

それは、お客様の

 

・・・食事時間が長くなるからです。

 

 

通常の会席料理の2倍はかかるでしょう。

 

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フルコースならもっとでしょう。

 

かに刺し、蒸しガニ、カニ天、焼きガニ、

カニ鍋、・・・最後のカニ雑炊まで

 お客様は、ゆっくりゆっくり味わい尽くします。

 

当然です、お客様の大半の目的は、蟹なんですから。

 

 

 

そして時折り、内線も入ってきます、

 

「焼きガニ追加できます?」

 

「おしぼりもう2本頂けない?」

 

「熱燗をあと2本追加で」

 

「雑炊の作り方が分からないんだけど」

 

「お土産のカニはどこで買える?」

 

担当の客室係は当然のこと、

調理場も、燗場も、配膳も、洗い場も、

もちろん、フロントも、

 

いつ終わるかわからない食事・・

 

待ってる時間が結構ツライのです。

 

退社の時間もかなり遅くなります。

 

これが、毎日、毎日、何組も、

3月末まで続くわけです。

 

 

お客様あっての商売ですが、正直言うと、

ちょっぴり憂鬱な季節でもあるんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

カニは供するモノじゃなく、

自分で味わうモノ。

 

フルコースじゃないけど、

今晩はゆっくり親ガニを味わいたい。