「このホールのオーナーは誰だっけ?」
ゴルフを始めたばかりの人だけじゃなく、
かなりのベテランゴルファーや上級者でも、
今だに間違って使っているゴルフ用語があります。
オーナーは、英語では「owner」
「所有者」という意味です。
‘’実は、このゴルフ場のオーナーはトランプ大統領なんだ。‘’
こんな風に使います。
分かってるよ、そんなこと!
と、叱られそうですが、
最初に打つから所有者?
それくらい立派な人だからオーナー?
このコースのリーダー格だから?
そんなちょっとした勘違いで
覚えてしまったのでしょうか?
正解は、オナーですよね。
英語では,「honor」
「名誉」のこと。
つまり、
このホールで最初に打つ名誉を得た人のこと。
風の強い日の谷越えショートホール、
オナーのあなた、
「名誉はいらない、4番バッターでいいよ」だって?
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もう一つ、きちんと理解できていない用語も
ありますね。
【ブービー賞】ってなんの事?
昨今のゴルフ場は、オープンコンペ花盛りです。
かく言う私も大変お世話になり、
ちょこちょこお土産も頂いたりしているんですが・・
そんなコンペには、必ずといっていいほど、
ブービー賞が設けられています。
優勝賞品と遜色ないほど、立派な商品が
割り当てられています。
そもそも「 booby」は、
本来「最下位」という意味なのですが、
優勝はとても無理だと悟った人が、わざと雑なプレーで
最下位を狙うといったことが起きるようになったため、
わざとでは狙うのが難しい下から2番目の人に
ブービー賞を与えるようになったといいます。
これに関連して、
「ブービーメーカー」という言葉も耳にします。
このブービーメーカーが、
今では最下位の人のことを指すようになりました。
この人がいるから、
ブービー(下から2番目の人)が存在する、
ブービーを心ならずも作った人といったところでしょうか。
ブービー賞も嬉しいけど、
常連にはならないようにね。