達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

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職人プロ【時松隆光】にみる、自分のスタイルを愚直に貫くことの大切さ。

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これは、

1999年の日本ゴルフ機構(JGTO)発足以降初の

出来事らしい。

 

 

 

超大型で非常に強い台風21号による

コースコンディション不良のため、

最終日の競技が男女そろって同日中止となったことだ。

 

それにより、女子ツアーは上田桃子

男子ツアーは時松隆光が、それぞれ優勝となった。

 

男女とも、最終日のプレーを楽しみにしていたが、

こればっかりは仕方ない。

 

しかし、10月下旬に台風が来るなんて想定外だったね。

 

4日間戦うから、本当に強い選手が勝つのであろうが、

ゴルフには、運も必要だし、ここぞという時に

自分に流れをもってくることも大事。

 

爆発力のある上田桃子、このところ調子を

上げていた時松隆光が勝つべくして勝ったということだろう。

 

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最終日は中止との大方の予想のなかで、

3日目のスタート前、

 

時松は、

「ティショットをフェアウェイに置ければ、

ピンを狙い、パターはショートだけしないように

決めていたという。

 

ゴルフは、一打一打、状況が変わり、

なかなか最初に思い描いたようにはならないものだが、

64というスコアが、立派にそれを貫いた証拠といえるだろう。

 

特に後半ハーフは1パットパーが5つと粘りのゴルフは見事だ。

 

 

地味で職人タイプのプロゴルファー

時松隆光の強さの秘密は、

 

シンプルなゴルフスタイルを曲げない信念と

絶対的な自信を持つパッティングにあると思う。

 

www.tatsujin72.com

ゴルファーは、いろいろやりたがり、

あれこれいじくりたくなるものだ。

 

それは、アマチュアに限らず、プロも同様だろう。

 

もちろん、すべては純粋な欲と素直な向上心からだが、

これは危険と裏腹でもある。

 

却って、自分の良さを消してしまうことになったり、

最悪、自分本来のスイングや戻るべき道も

見失うことだってあるだろう。

 

マチュアは、まだ発展途上だから、むしろ

試行錯誤はゴルファーとして正しい姿勢だが、

 

一度自身のスイングを完成させたプロが

スイングをいじくりだすと、深くて暗い迷路に

迷い込む危険性もはらんでいる。

 

これが、ゴルフというスポーツの怖さの一つである。

 

己の分を知り、決して惑わされず、

自分のゴルフを貫き通す頑固さ、

 

 これこそが時松隆光の凄みなのだろう。

 

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曲げない270ヤードドライバーショットと、

細工せずストレートにピンを狙ってくるアイアンショットの切れ、

そして、確実に1ピンを沈めてくるパッティングの技術。

 

 

心臓病という困難な病いを乗り越えてきた男の強さと、

この技でプロの世界を生きていくという潔さを感じるのだ。

 

ヒタヒタと確実に追い詰める時松のゴルフは

他にプロにとっては、決して侮れない怖い存在の

ゴルファーとなるだろう。

 

この勝利で、

来年8月の米ツアーブリジストン招待への参戦も決定し、

思わぬ出た時松のコメントだ、

 

「ダスティン・ジョンソンのスイングを見て勉強したい」

 

無口な職人プロゴルファーは、軽いジョークも言えるようだ。