達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

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松山は負けたが、それよりもっと大事なものを見つけていた、そのシーンとは。

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松山英樹のメジャー挑戦の

長い旅が終わった。

 

今季メジャーの最終戦

全米プロゴルフ選手権、

 

 

見ているこちらが息を詰めるほどの

張りつめた雰囲気の中での激しい戦いだった。

 

終盤の崩れで、松山は5位タイに終わり、

悲願のメジャー優勝はならなかったが、

 

マスターズ・・11位タイ

全米オープン・・2位タイ

全英オープン・・14位

そして今回の全米プロが、5位タイ。

 

いつ勝ってもおかしくない

文句のつけようのない成績だが、

栄冠は、常に一人にしか与えられない。

 

世界中の強者が、死力を尽くして

戦うフィールドで、

誰もが勝ちたいと願っても、

勝利の女神はたった一人にしか微笑まない。

 

 

松山の場合は、

技術や体力やメンタルといったピースは、

すでに持っていて、

今回は、ラックといったピースがうまく

はまらなかっただけと思いたいが、

 

この大会では、少しナーバスになっていたようだ。

当然、本人も勝ちたかったし、

自分自身に期待していたのだと思う。

 

ジャスティン・トーマスの勝ちたいという気持ちが

松山のそれより、ほんの少し強かったのだろう。

 

しかし、勝てはしなかったが、得るものは多かったはず、

必ず、この悔しい経験を次に活かしてくれるはずだ。

・・・・・・・・・・・・

 

この大会で、私が感動を覚えた場面があった。

 

予選二日目の最終18番ホールでのこと、

 

同組で回るアーニー・エルスと松山が、

フェアウェイを歩きながら、

そしてグリーンサイドで、

会話を交わしていたシーンである。

 

エルスは、若い息子にでも語りかけるように、

 

松山は、敬愛する父親に寄り添うように、

 

二人は、付かず離れず、

楽し気に語り合っていた。

 

かつて、

ツアーでよく見られたように、

アジアからの客に、

通り一遍の一言、二言の愛想を

振りまくのではなく、いつになく真剣な表情で、

松山に語り掛けるエルス、

 

人の生き方を語るように・・

ゴルフという果てしない夢を語るように・・

 

松山は、それに応え、大きく頷き、

今まで見せたことがないような

純粋無垢な笑顔も見せていた。

 

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私はとても嬉しくなった。

 

松山は、このツアーに生きている、

しっかり認められているんだと感じたし、

すでに、確固たる地位を築いたのだと確信した。

 

もう、松山にとって、

ここは、アウェーではなく、完全ホームなのだ。

 

松山は、居心地の良い場所を

見つけたようだ。

 

絶え間ない努力と強靭な体力とハートで

勝ち得た場所である。

 

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泣くな、松山。

 

いいさ、メジャーはちょっとお預け、

 

それより、もっと大事なものを

勝ち取っているじゃないか。