達人の粋なゴルフスタイル

ゴルフは人生のようなもの 人生はスタイリッシュに

スポンサーリンク

なぜ、イ・ボミはアメリカで結果を出せないのか?

スポンサーリンク

アメリカ女子ツアーのメジャー初戦、ANAインスピレーションは、

韓国のリュウ・ソヨンがレクシー・トンプソンとのプレーオフを制し,

自身2度目のメジャー優勝を達成した。

 

 

f:id:t6911:20170403182030p:plain

 

日本人選手最上位は、上原彩子の3アンダーの27位タイ。

宮里藍が1アンダー、40位タイで、

宮里美香野村敏京横峯さくらは下位に沈んだ。

 

そして、スポット参戦のイ・ボミは5オーバー、66位タイで

戦いを終えた。

 

日本では無類の強さをみせるイ・ボミが、

なぜアメリカでは結果を残せないのか?

 

私なりの分析をしてみたいと思う。

 

まず、よく言われることだが、芝の違い。

 

練習ラウンドでクラブの抜け方、飛び方は確認していても

そうそうすぐに対応できるものではないし、

日本の芝で染みついた感覚をいきなり切り替えることの難しさは

想像以上だろう。

 

 

初めてのコースへの対応

 

距離も長く、ホールの形状もトリッキーで戦略的なセッティング。

 

打つべきところ、絶対打ってはいけないところ、

見た目では分からないグリーンの傾斜、小さなコブ、

風の通り道、フェアウェイの硬さ、バンカーの砂質などの

細かい情報は、練習ラウンドを数回重ねたくらいでは

なかなかカバーできるものではない。

 

 

なんといっても飛距離が不足している

 

イ・ボミは決して飛ぶほうではないが、日本では、十分戦える

飛距離だ。しかし、アメリカでは、イ・ボミの飛距離は

アメリカ女子ツアーのスタッツからみると、最も飛ばない部類に入る。

 

イ・ボミの飛距離は230,39ヤード(日本ツアー)、

 

ちなみに、宮里藍は、244,5ヤード、上原彩子でさえ240,9ヤード、

日本では飛ばし屋といわれた横峯さくらは、248,6ヤードだ。

 

これに対し、レクシー・トンプソンは、277,4ヤード、

平均270ヤードを越える選手は6人いる。

 

気象条件やら、フェアウェイの硬さにもよるが、

これが、現状である。

 

30ヤードも40ヤードも距離が違えば、まず戦えない。

 

相手が8番アイアンだとすると、

イ・ボミは5番アイアンか、ユーティリティだ。

 

8番ならグリーンに止められるが、

イ・ボミのヘッドスピードでは、5番アイアンは止まらない。

 

まして、アメリカのコースは、

グリーン手前にハザードが多く配置してあり、花道も狭い。

 

日本のように花道から転がし上げるということが出来ないのだ。

 

野村敏京が、256,26ヤードで、57位、

ツアーの中では、中位である。

 

これで、やっと戦えるのだ。

 

小さい技術やパットが良ければ、飛ばなくても戦えるというが

この差を埋めるのは、容易ではないし、慰めにしか聞こえない。

 

f:id:t6911:20170403182450p:plain

 

メンタル面においても違いが出る。

 

2年連続賞金王という大きなタイトルをもつイ・ボミは、

ホームの日本では自分のペースで、ラウンドできる。

 

つまり、周りがイ・ボミのペースに合わせてくれるし、

顔見知りのプロばかりで、気を遣うこともなく、

リラックスした状態でプレーができる。

 

ゴルフにおいては、これは、非常に大きなメリットだが、

アウェーではそうはいかない。

 

また、日本では、熱狂的なイ・ボミファンがコースに駆けつけ

応援をしてくれる。それも当然大きな力になる。

 

常に多くの人から見られているということは、プレッシャーでも

あるが、プレーに対する集中力も増し、時には、実力以上の

ものを発揮させる。

 

アメリカツアーは、圧倒的な実力の世界である。

 

スポット参戦で、結果を出せるほど、甘くないということだ。

 

ただ今回は、調子が今一つ上がらない状態での

参戦だったのが悔やまれる。

 

しかし、大事な試合にピークを合わせる能力も

一流選手としての資質。

 

次回、挑戦するならば、しっかり準備、調整して

参戦をしてほしい。

 

 

ホテル近くに旨いウナギ料理を出す店があれば

もっと頑張れたかな!?